2016年2月13日土曜日

Barbarian Class Deck Preview

2016/02/09、火曜日

Barbarian Class Deckがついに登場、ということでわくわくが止まらない! 先週倉庫に到着し、幸運なClass Deck定期購入者にはもうすぐ届くだろう。だから君の家の前やFLGS(訳注:Friendly Local Game Store、アメリカのゲームショップ)の前に届くであろう雄物が何か、話をするとしよう。

カードゲームデザイン界んいおいて、システムコンセプトと物語の主題が同じだが異なる能力を持つカードの小セットをデザインする場合、これをサイクルと喚ぶ。これについてはマジック・ザ・ギャザリングが有名だ――ひょっとしたら、君はモックスの宝石(訳注:Mox jewel、マジック・ザ・ギャザリングの初期の基本セットに含まれたカード群の総称。いずれもMoxを名前の頭に持つ)というカードについて聞いたことがあるだろうか? このデックでは、いくつかのサイクルをデザインすることにした。まず、“戦化粧/War Paint”を取り上げよう。

君の顔を塗る間に町を塗れ。

バーバリアンは全員これらのアイテムを使用することができる。しかし異なるプレイヤーが異なる化粧の力に優先順位をつける。サイクルはカードゲームのビュッフェのようなものだ――食べたいものを食べなさい、君の胃袋に合うだけの食べ物だけをね。

あと、英明なバーバリアン用に武器をいくつかデザインした。これはWrath of the Righteousの“代用武器:恐竜/Improvised Dinosaur”プロモカードをベースにしている。“代用武器/Improvised”サイクルを見ていこう。

時には巨人のグレートソードを持っていないこともある。でもバーバリアンは怒らないといけない。

見れば分かる通り、これらの武器は幸運ロールを相殺しうるだけの高い初期コストを持つ。Mikeと私は“彼女が怒れば周りは全壊”スタイルのバーバリアンが大好きだ。仲間が手にしたものが何であっても人を殴ろうとするなら、“ブリエレ/Brielle”に会おう。


笑顔でサービスを……そしてバター攪拌機を顔に。

ブリエレは即興的な戦闘に専門化している。そして“膝砕き/Kneecapper”の役割により、手番前に酷いことをして、激怒による勝利の後に無敵間を味わうことができる。彼女はハーフリングなので、出会いたくない敵からひっそり逃げることもできる。

Barbarian Class Deckの元々のコンセプトを決めるブレインストーミングに立ち返ると、Mikeと私はバーバリアンがほんのわずかなことしかできないということで意見が一致した。彼らは激怒し、近くにいる敵が何であれ叩き潰し、彼らのやり方を妨げるものがいればそれを忌み嫌う。“アミリ/Amiri”の新バージョンは彼女のやり方で立つものが本当に嫌いだ。

本当のバーバリアンの融合を、妨げるな。

このアミリは余計なことをしようとしている。本当に手間ばかりかかるヤツだ。場所が閉じていたりつまらなかったりしたら出て行ってしまう。恩恵は彼女に移動する動機を与えてくれる。何かを叩き潰せば、彼女は前方に突撃する。

PaizoファンはErik Monaの勇敢なPC、“「殺されぬもの」オストグ/Ostog the Unslain”の伝説を知っているだろう。彼は鎧を身につけず、決して死なない。このデックでオストグが登場しない確率は0%だ。


いや、彼の別の役割は「殺すもの」ではない。 プレイテストで人気が無いことが分かったんだ。

オストグが大きな両手武器をもたないことはない。彼は手強い存在なので、鎧は不要。“代用武器:巨礫/Improvised Boulder”を彼と一緒に出そう。そうすればドラゴンさえ恐怖に震えるはずだ。

今週のBarbarian Class Deck紹介記事は個々まで。来週、Mikeはサイクルの話題をもう少し掘り下げてくれる。来週また会おう、パスファインダーの諸君!

Tanis O'Connor
Adventure Card Game Designer
Barbarian Class Deck Preview
元記事:http://paizo.com/paizo/blog/v5748dyo5lihu?Barbarian-Class-Deck-Preview

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