2014年1月26日日曜日

どのようにして私がアヴィスタン大陸を破壊したか

2014/01/25 土曜日
 Illustration by Wayne Reynolds

本当のところ、私が破壊したんじゃない。やったのは君のPCさ。あんちくしょう。

Wrath of the Righteous Adventure Pathを検討している間、通常の「キャンペーンを続けるための」記事は機能しないだろうと気付いていた。結局、このAdventure PathはPCが20レベル、10神話階梯 / mythic tiersになった時に終わる。だからもう続ける部分は(少なくともシステム上は)ない。だから「キャンペーンを超えて」というタイトルになった。PCが救ったあの日の後に何があったのかについては、私は多少の考えを含めておいた。だが私のお気にいりの部分はPCが失敗した場合に何が起こるのかを考えたことだ。Wrath of the Righteous Adventure Pathの最終巻で、読者はここに掲載した地図を見、ワールドウーンド / Worldwoundが拡張した後に様々な国で起きることについて、説明を添えている。Pathfinder Adventure Path #78: イナゴの都市 / City of Locustsをチェックして、PCがどうしても敵を撃破できなかった場合、神話的な失敗がどのように行われるのかを見ていこう。

Adam Daigle
Developer
How I Got to Destroy Avistan
元記事:
http://paizo.com/paizo/blog/v5748dyo5lfqk?How-I-Got-to-Destroy-Avistan
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Wrath of the Righteous最終巻!

PC達が失敗したら? という仮定をしっかり書いてくれているのが嬉しいですね。
万一そんなことが起きた場合、GM頭真っ白だしなぁ…

しかしワールドウーンドでかくなりすぎw

Worldbuildersのチャリティ・オークション

2014/01/23 木曜日

 我らPaizo民が何年もの間に学んだことがあるなら、それはコミュニティの価値だ。Paizoのコミュニティは我々のビジネスのバックボーンであり、創立時から会社の心情的な中核であった――雑誌の推移や版上げという難局の中、今いる驚くべき地位にまで私達を運んでくれた。でもそれはこのコミュニティの行うわずかな部分に過ぎない。別の面では、我々のファンや友人が互いに興味を持っているというのも驚くべき事だ――健康の危機や自然災害、毎日直面しなければならない問題にある人を助けている。我々の製品にどれだけ誇りを持っているかを話しているけど、インターネットで最も友好的な掲示板の一つを育てる手助けをしているんだものね? 本当に大きな価値さ。

 なんですぐにみんなに感傷的なことを言ってるんだって? コミュニティは君の友達を助けてないから――他の人を助けるために一緒に活動しているんだ。その目的のためにここ何年も、私達はWorldbuilders――最高セールスのファンタジー小説家Patrick Rothfussが始めた、世界中で必要としている仲間に家畜と教育を送る手助けをする義援団体――と一緒に、毎年の基金を積み上げる手助けの活動している。今年我々はCore RulebookとInner Sea World Guideに特別なサインをした印刷版をオークションに出した。さらにStalking the Beastも――君はこれらをPat's blogで競ることも詳細を見ることもできる(これらの製品に興味がそそられない場合でも、worldbuilders.orgをチェックして欲しい。お気に入りの作家やゲーム会社が出資した驚きの珍品があるから!)

 この本を競るのかWorldbuildersに出資するのか、出資や地域のボランティアに興味があるのかはともかく、お返しをするコミュニティにする手助けをありがとう!

James L. Sutter
Managing Editor
Worldbuilders Charity Auction
元記事:
http://paizo.com/paizo/blog/v5748dyo5lfrk?Worldbuilders-Charity-Auction
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 定期的にチャリティの話が出ますね、この辺りは国の風土の違いなのかな?
 日本ってあまりこういう情報公開しない印象
 # いや興味持って調べたらあるのかもですけど…

 珍しい一品もあるようですので、興味がわかれた方はWebページをごらんになっては?

2014年1月18日土曜日

Pathfinder Battles Preview: 冬はすぐそこ

2014/01/17 金曜日

 Wrath of the Righteousセットのフィギュアは全部紹介した。公式リリース日は来週だ! 今週は特別のお持てなしとして、次のセット、Reign of Winterから3体のフィギュアを紹介しよう。発売日は今のところ5/14の予定。

 Winter Adventure Pathにはいくつかの冬の魔女に関連している(それらは今後紹介していこう)。でもこのセットの紹介は、我々お気に入りの象徴キャラクター出始めるとしよう。"フェイヤ / Feiya"だ! "フェイヤ、人間のウィッチ / Feiya, Human Witch"と銘打たれたこのフィギュアは、Pathfinder Roleplaying Game Advanced Player's Guideのウィッチ・クラスの説明に掲載されていた、Wayne Reynoldsの象徴キャラクターをそのまま形にしたものだ。彼女は素晴らしい女性の呪文の使い手のプレイヤー・キャラクターになる。そのダークブルーの色合いは敵の祈祷師の役割も見事にこなしてくれる。"フェイヤ、人間のウィッチ"は中型のアンコモン・フィギュアだ。

 もちろん、使い魔のいないウィッチなどいない。だからフェイヤのフォックス(キツネ)の使い魔、ダジ / DajiもReign of Winterセットに入れる必要があった。ダジは"フォックス / Fox"と呼ばれ、コモンのレアリティに置かれている。彼は小型のフィギュアだ。

 いろいろな意味でReign of Winterで最も重要なキャラクター、アーチウィッチ / arch-witchの"バーバ・ヤーガ / Baba Yaga"はこのAdventure Pathで何度も登場する。この巨悪中の巨悪にWizKidsは造形と塗装、双方で素晴らしい仕事をしてくれた。袋からは色とりどりのオレンジ・キャロット、素晴らしいしぼんだ頭がスタッフの頭部に取り付けられている。"バーバ・ヤーガ"は中型のレア・フィギュアだ。

 今週はここまで。Reign of Winterセットの5月のリリースはまだ先の話だ。だからそのときまで紹介毎にフィギュア3体ずつを見ていくことにしたい。

 そうこうしているうちに、Wrath of the Righteousミニチュア・セットの来週が始まる。お店や郵便受けをチェックしよう。そして来週はまたここに戻ってきて、素晴らしいReign of Winterのミニチュアを見るとしようじゃないか!

Erik Mona
Publisher
Pathfinder Battles Preview: Winter is Coming
元記事:
http://paizo.com/paizo/blog/v5748dyo5lfr0?Pathfinder-Battles-Preview-Winter-is-Coming
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 次はReign of Winter。
 いきなりウィッチが2体登場、並べたら師弟関係に見えなくもない

 フォックスがコモンだと、フォックスの群を作れますね、作ってPCにぶつけてもすぐ倒されちゃいそうですけど…

これでおしまい

2014/01/16 木曜日

 Illustration by Wayne Reynolds


今月Wrath of the Righteous Adventure Pathはエピック級の興奮とともに姿を消す。このAdventure Pathを通して、PC達はゴラリオンが今まで見た中で最も偉大な英雄に昇格する。その神話パワーはワールドウーンド / Worldwoundをついに封印するに十分なものなのか、それともアビスの軍勢が世界の大きな制御権を握るのだろうか? Pathfinder Adventure Path #78: イナゴの都 / City of Locustsにチャンネルを合わせて、Wrath of Righeousの終焉を見よう。

Adam Daigle
Developer
This is the End
元記事:
http://paizo.com/paizo/blog/v5748dyo5lfqj?This-is-the-End
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神話級キャンペーンもこれにて終了

今までで最も偉大な英雄ってのがいいですね、さすが20レベル10階梯

Wayne Reynolds氏のイラストも素敵!
ソーサラー、前に出すぎかと思ったけど、これ敵がでかすぎて距離感がつかめないだけだな…

2014年1月16日木曜日

Superstar 2014: ラウンド1の投票は締め切り!

2014/01/14 火曜日

 電気スイッチを弾いたから、RPG Superstar 2014のラウンド1、投票は締め切り!

 今年、何百ものアイテムに明確な順位をつけるため、2,100名を超える投票者が計310,000以上の投票を行った。今は我らが審査員3名――Paizo編集Judy Bauer、Paizo出版者Patric Rennie、EN Worldの Russ "Morrus" Morrissey――が上位のアイテムに目を通し、批評し、上位32名を決定する。上位32名は1/21(火)に発表され、モンスターをデザインする次の課題に進む。

 以前RPG Superstarの審査員をやった身として、今年の大会におけるその他の魔法のアイテムに投票してくれた方に今一度お礼をいう時間を頂きたい。Paizoがラウンド1に公開投票を導入する前、審査員はその他の魔法のアイテムの提出物を評価するために休日にまで多大な時間をかけねばならなかった。一般の投票者にこの責任を分けることで、審査員は非常に優れたアイテムに集中することができるようになった。

 特に、今年1,000回以上投票してくれた76名の方々に、大きな「ありがとう」を。君たちは無条件にマラソン投票者 / Marathon Voter掲示板用タグを得られる。そしてとりわけ大きな「ありがとう」を、Azouth、Feros、Thomas LeBlancへ。彼らは5,000回を超える投票をしてくれた――おめでとう、2014年投票者チャンピオン / 2014 Champion Voter掲示板用タグを授けよう!

 今年RPG Superstarへその他の魔法のアイテムを提出してくれたみんな、おめでとう。上位32名が1/21に公開されるまで、君のその他の魔法のアイテムの議論はさし控えてほしい――審査員に偏見を抱かせたりアイテムの匿名性を破りたくはないんだ。ラウンド2のモンスターの作業を始めてほしい。たとえ君が上位32位に入らないにしても。これはいい練習になる。そして(次の火曜まで待つ代わりに)今から始めることで、デザイン用の時間を1周間追加で得られるのだ。上位32名がモンスターを投稿する締め切りは2014/01/24、金曜日だ!

Sean K Reynolds
Host, Designer, Former RPG Superstar Judge
Superstar 2014: Round 1 Voting is Closed!
元記事:
http://paizo.com/paizo/blog/v5748dyo5lfqc?Superstar-2014-Round-1-Voting-is-Closed
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 うーん今年は投稿できませんでしたね。
 去年も一昨年もRound 1受からなかった程度のものですが…ちょっと残念

 確かに過去記事に比べて、審査員の悲鳴が聞こえてこなくなりましたね、そりゃそうか、、、

古の悪、新たな機会

2014/01/13 月曜日

  Illustration by Craig J Spearing

シアトルは私の報いのためにはるか北方にある。たとえ海に近く気候がかなり穏やかだとしても。夏には素晴らしい昼が長く続き、冬には長く暗い、太陽のない夜が待っている。私が考えていることを考えているだろうか? その通り。ヴァンパイア / Vampiresだ。

ヴァンパイアは冬を好む。再び夜がふけるまでに「昼と呼ばれる」おおよそ8時間をすごさなければならないからだ。幸い、Pathfinder Societyはアンデッドを打ち払う英雄たちを訓練するという、誇らしい伝統がある。影を愛するグール / ghouls、レイス / wraiths、その他Carrion Crown Adventure Pathをプレイする際に這い出てきた怪異達の過剰供給に対する間引きに加わるために、君たち全てに声をかけているところだ。Carrion Crown Adventure Pathは今日、Pathfinder Society Organized Playとして認可された! Adventure Path各号を反映するため、Additional Resourcesページと製品ページに、Carrion Crown用のルールとクロニクル・シート / Chronicle sheetを用意している。

もちろん、南半球のみんなは窮地を脱している。ガルーンド / Garundにあるマナ荒野 / Mana Wastesで醸造されてくる面倒については了解している。そしてPathfinder Societyはアルケンスター / Alkenstarに送るため、特に勇気と力のある英雄を必要としている。今月この後に出てくる認可製品に目を光らせておこう。

John Compton
Developer
Ancient Evil, New Opportunities
元記事:
http://paizo.com/paizo/blog/v5748dyo5lfq3?Ancient-Evil-New-Opportunities
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これはあれか、アメリカを襲ってた極寒を指して言ってるんだろうか…

Pathfinder SocietyでAdventure Pathがまた一つ使えるようになったということなので
Carrion Crownをプレイしたことない方はこれを機にいかがでしょうか?

2014年1月15日水曜日

Pathfinder Battles Preview: 最後の正義

2013/01/10 金曜日

 今月発売のPathfinder Battles塗装済みミニチュアのWrath of the Righteousセットも、後2隊のミニチュアを残すのみとなった。でも写真を見せる前に、重要なこととしてこのセットの実際のリリース日を更新しなければならない。先週この国全体を覆った厳しい気候のため、Wrath of the Righteousセットの公式リリースを1/22に遅らさねばならない。どうかこの新しいリリース日にカレンダー(と期待)を更新していただきたい。

 それはそれとして、昨晩家に持ち帰って開封したWrath of the Righteousのフィギュアについて君に伝えたい。このケースは倉庫から直接持ってきたもので、その前は工場から直接来たものだ。だからここに投稿する写真は塗装原版ではなくて、実際に発売されるフィギュアを見たわけだ。それでこのセットに入れた塗装原版の衝撃の衝撃を図ることができるだろう。

 以前金曜の記事で言ったように、前のセットLegends of Golarionの生産工程は工場の塗装過程のために我々の期待を達成できなかった。それでもこのセットには素晴らしいフィギュアがいっぱいで、どの時期に(そしておそらく誰によって)生産工程で作られたミニチュアかによって、素晴らしいものが確かに存在する。このセットは過去の者よりもいくつも辻褄の合わないことがある。だから色のグラデーション、塗装、ジッパーやベルトのバックルのような小さい造形を幾分簡単にすることで、Wrath of the Righteousでは工場の作業を簡単にしようと試みた。

 大まかに言って、ケースを空けた後この試みはうまくいったとそれなりに自信を持った。もちろん大量生産品にありうる品質のばらつきは存在する。しかしWrath of the Righteousには今まで作ってきた中でも最高の見栄えをしたフィギュアがいくつもある、と総じて言うことができる。"ドミニオン・インヴェーダー / Dominion Invader"、"ギブリレス・デーモン / Gibrileth Demon"、"ウィル・オ・ウィスプ / Will-o'-Wisp"といったクリーチャー、そして特にファイアー・デーモン"コラムザダ / Khorramzadah"の見栄えはほぼ完璧だ。昨晩見てかなり興奮している。その一方でまだ改善の余地がある。まあまあ期待されるほどの理想に近づけその差をゼロにできればと思っている。この中にはたくさんたくさん、可愛いフィギュアがいるよ、みんな。

 それはそれとして、このセットに残っているもう一つ残っていた通常サイズのフィギュアを見ていこう。先週偶然残ってたんだ。"フロスト・ドレイク / Frost Drake"だよ!

 Pathfinder RPG Bestiary 2から登場、CR 7の脅威"フロスト・ドレイク"に会おう。このクリーチャーはReign of Winter Adventure Pathでも大きな焦点を当てられていて、プレイ中に登場させる機会はたくさんある。ホワイト・ドラゴンの退化したいとこ、"フロスト・ドレイク"は極地や高地に出没する恐ろしい捕食者だ。彼らは凍える霧を吐き、一般に冒険者(とか他のもの)を食べるのを好む。"フロスト・ドレイク"は大型の、アンコモン・フィギュアだ。

 さてこの問題は片付いた。Wrath of the Righteousセットの限定プロモーションフィギュアを近くで見ていこう。"デスカリ、イナゴの主の王 / Deskari, Lord of the Locust Host"、ムズムズする感覚に英雄たちを追いやることまちがいなしの、巨大サイズのデーモン・ロードだ。

 "イナゴの主の王"、あるいは"黙示録の先導者 / Usher of the Apocalypse"として知られる"デスカリ"はゴラリオン北方を長いこと苦しめてきた。ここは奈落界アビス / Abyssと物質界 / Material Planeの間にある壁がいつも弱い場所だ。遥か昔、ゴラリオンへの襲撃が生ける神にして人間性の守護者エイローデン / Arodenの注意をデスカリに引きつけた。エイローデンはデスカリを倒し、いずこかへと封印した。100年ほど前、失われた予兆の時代 / the Age of Lost Omensの始まりにエイローデンが死んだ時、デスカリは報復のために現れると、エイローデンをアビスへと運び、ゴラリオンにワールドウーンド / Worldwoundという危険な土地でゴラリオンを汚した。この地こそ、Wrath of the Righteous Adventure Pathの舞台である。

 そして今、彼は君のゲーム卓で同じように歓待を受けることができる。彼のデータをいくつか告げるとしよう。CR 29。742ヒット・ポイント。再生30(エピックおよび善あるいは神格)。SR 40。ようこそ、ゲーム・マスター達!

 "デスカリ"は巨大フィギュアだ。Legends of Golarionの4本脚で立つ巨大サイズの"グリーン・ドラゴン / Green Dragon"よりも頭一つ抜けた高さで、Rise of the Runelordsの"ルーン・ジャイアント / Rune Giant"よりもちょっとだけ背が高い。というわけで"デスカリ"は今まで作ったPathfinder Battlesフィギュアで最も大きい。

 今のところ"デスカリ"を買うためには、Wrath of the righteous standard Booster Caseを購入しなければならない。これは個別に購入してもいいし、Pathfinder Battles Case Subscriptionの一部として購入してもよい。Pathfinder Battles予約購入者はこの大きなプレミアム・ミニチュアを市価($39.99)から75%オフになる。

 さて今週は、そしてWrath of the Righteousセットはここまで。1/22のリリース日にこのセットを見るのをお忘れなく。地元の小売店を探しまわるか、paizo.comで予約しよう!

 来週、新作を持ってきてみんなとワクワクしようと思う。またそのときに!

Erik Mona
Publisher
Pathfinder Battles Preview: Last of the Righteous
元記事:
http://paizo.com/paizo/blog/v5748dyo5lfpn?Pathfinder-Battles-Preview-Last-of-the-Righteous
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 邪悪の軍勢も一段落

 デスカリはイナゴの王らしい、ろくでもない外見ですね(褒め言葉)

 呪文抵抗 40 って高いなぁと思ったけど、戦う時には割とあっさり抜けるんじゃないかな…
 術者レベル20だもんねぇ…能力値+8で特技で+2して…あや、これだと半々か

 再生30はどうせ一瞬で解けるだろうし…うーむ。まあACとか別の能力値もあるだろうし
 エピックダメージ減少もあるだろうしなぁ
 

2014年1月11日土曜日

Pathfinder Battles Preview: 邪悪な軍勢もお終い

2013/01/03 金曜日

 塗装済みプラスティック製フィギュアPathfinder BattlesのWrath of the Righteousセットの公式リリース日まで約2週間。このセットの紹介もじきに終わるということだ。今週は55体のミニチュアが入った本セットの最後となるフィギュア6体に目を向け、来週に最後のフィギュア、本セットのケース購入特典限定となるプロモーション・フィギュア、デーモン・ロード"デスカリ / Deskari"の堂々とした姿を残すのみとしよう。

 その後は、雪の覆う次のセット、Reign of Winterを公開し始める予定だ。でも今日そちらに目を向けるには少々距離がある。代わりに、お店でWrath of the Righteousブースター・パックに入れられる邪悪なクリーチャーや敵対者の最後の姿を見ていこう。

 こちらは"アポカリプス・ローカスト / Apocalypse Locust"。実はPaizoで間違えたせいでこのセットに忍び込んだ、素晴らしい見た目のフィギュアだ。Pathfinder RPG Bestiary 4のページにあるこのイナゴを記憶しているかもしれない。こいつはしばらくの間、この本からミニチュアに飛び出した最も早いクリーチャーの一人になる。これは、"アポカリプス・ローカスト"が実際は別のイナゴのデーモン、Pathfinder Campaign Setting: The Worldwoundの43ページに掲載されたおぞましいデラクニ・デーモン / Derakni Demonを想定していたためだ。デラクニはイナゴのデーモン・ロード"デスカリ"の従者にしてWrath of the Rightousのアーチデーモンだ。こいつはこのAdventure Pathを通してよく登場するモンスターだ。シーンの背後のどこかで(私は責任を感じている)、我らがイナゴのデーモンを混在させている。そしてこの悪い奴はこのセットに入ったってわけだ。幸運なことに、"アポカリプス・ローカスト"とデラクニ・デーモンは同じ大きさだ。それに見た目も似ている(だから間違えたんだけど)。だからこの間違いは完璧な代用品となった(個人的には、"アポカリプス・ローカスト"はもっと格好いいと思うけど)。デラクニ・デーモンのフィギュアはこのセットには入らない予定――なるべく早く将来のセットに入れ込んで、この問題を修正できればと思っている。それまではこいつがいる。こいつの存在はどこもかしこも格好いい。"アポカリプス・デーモン / Apocalypse Demon"は大型のアンコモン・フィギュアだ。

 Pathfinder Campaign Setting: The Worldwoundといえば、この我らが友"グリムスレイク / Grimslake"が同じ本で登場している! "グリムスレイク"はアビスの戦場に住んでデーモンの死体を餌にする、吐き気を催させるクリーチャーだ。こいつは君の体から骨髄を吸い出すしっぽを生やしている。だから本当に、みんなこいつらにそこまで近づきたいとは思わないだろう。今まで作ったフィギュアの中でもっとも気がかりなフィギュアの中でもトップクラスだ。こいつは必要になるかもしれない虫の塊のモンスターならどれであれ代用できるだろう。"グリムスレイク"は大型の、アンコモン・フィギュアだ。

 彼はかつてパラディンだったがアビスの闇の力を受け、このキャンペーンの第二話で重要な役割を果たす、"ソード・オヴ・ヴェイラー / Sword of Valor"だ。大きなネタバレをこれ以上しないようにするため、本当にこれ以上話すことはできないんだ。だから彼は今まで作った中で、おそらく最高のドワーフのフィギュアで、鎧と塗装手法は随分前に紹介した"デスカリの狂信者 / Deskari Cultist"の素晴らしい相棒となる、ってことだけ入っておこう。"ストーントン・ヴァーン / Staunton Vhane"はレアの、中型フィギュアだ。

 全てのデーモンが巨大な爪と牙を備えた巨大なモンスターってわけじゃない。実際、その中には魅惑的な奴もいる。この好例が"ノクティキュラ / Nocticula"。暗殺、闇、快楽のデーモン・ロードだ・彼女は最初のサキュバスであり、自らの権能を持つ完璧なデミゴッド(訳注:原文は女性系のdemigoddess)だ。悪いことに、プレイヤー・キャラクターは彼女と戦わないといけないかもしれない。いい話では、完璧なミニチュアを手に入れるだろうってことだ。"ノクティキュラ"は通常の中型フィギュアよりも頭部が高く、戦場に厳粛さをもたらす。複雑なハンド・クロスボウから翼に刻まれた魔法のルーンまで、はこのフィギュアの細かい造形に素晴らしい仕事をしてくれた。彼女には尾が3本あり、赤熱したマグマで作られた足が生えている。"ノクティキュラ"は中型のフィギュアでレアのレアリティにおいた。

 おそらくこのセットの後に別のデーモンの使い魔を出すことはないだろう(もっといえば多くのデーモンを、だ――少なくとも暫くの間は)。でもPathfinder #78の表紙を飾った、Wayne Reynoldsが描いたこの小さいろくでなしのイラストを見た時、こいつを原版に落として塗装済みプラスティックに持って行くことを抑えられなかった。原版はすぐに手に入った。この"ギムクラック / Gimcrak"はありふれたデーモンの使い魔を超えた存在だ。ウィッチの使い魔でもあり、彼(とその主に)超常的な能力を与える。愛らしい革製の仮面と小さいフィギュアにもかかわらず素晴らしい造形をしている。"ギムクラック"は小型(本当は超小型だけど、安定させるために小型の土台においた)のクリーチャーで、レアのレアリティにおいた。

 Wrath of the Righteousセットの通常サイズのフィギュア、最後は"アリール・ヴォーレッシュ / Areelu Vorlesh"。ワールドウーンドの創造者であり、デーモン・ロード、デスカリ / Deskariの最も強力なしもべだ。間違いなくこのハーフサキュバス・ウィッチ/デモニアック/アーチメイジ(CR 27!)はWrath of the Righteous Adventure Path全ての「巨悪」であり、WizKidsは素晴らしい外見のフィギュアを持ってきてくれた。金属製のガントレットからぼんやりとした翼まで、このフィギュアは本当に目立つ立体感をいたるところに持っている。"アリール・ヴォーレッシュ"はレアの中型フィギュアで、しばらくの間は最後のサキュバス型のフィギュアになるだろう。6個ほど作ってきて、うまいこと隙間を覆うことができたと思う(特定のサキュバス的気分にいるなら、覆われていないかもしれない)。

 これでWrath of the Righteousセットの通常フィギュアはお終い! 来週は最後の、ばかみたいに大きいくて印象に残る"デスカリ / Deskari"を見ていくことにしよう。そして今週の寒気に見事に合ったセットを終了としたい。

 みんなが素晴らしい新年イヴを迎えられていればいいのだけど。ホリデーのお祝いがお祭り、ゲーム、格好いいミニチュアで満たされますように!

 じゃあまた来週!

Erik Mona
Publisher
Pathfinder Battles Preview: The Last of the Evil Horde
元記事:
http://paizo.com/paizo/blog/v5748dyo5lfov?Pathfinder-Battles-Preview-The-Last-of-the
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 年明けのフィギュア紹介はWrath of the Righteous最終回一個前

 通常フィギュアは全部終わったっていってるけど、今週のを見ると既に漏れがありそうですね

 デーモンの死体を喰うクリーチャーがいるってのは、アビスも生態系が回ってるんだなと不思議な気持ちになったり
 

2014年1月7日火曜日

迷宮を超えて

2014/01/02 木曜日

前回Pathfinder #77: Herald of the Ivory Labyrinthについて話をした。だから今回この記事では、他の要素について幾つかお伝えしていこうと思う。

デモダンド / demodand達は他のフィーンドの気味の悪いいところのようなものだといつも見なされてきた。自信を糧に、この死の巨人たちは自らの従者や信奉者をつくろうとしてきたが、ねじくれた不浄なクリーチャーを作ったのみだった。Wrath of the Righteous Adventure Pathの本号では、Amanda Hamonが著したデモダンドの生態について調査している。Sean K Reynoldsはデーモン・ロードのバフォメット / Baphometの要望を提供し、Robin D. LawsはPathfinder's JournalにSweet Ichorを記している。他のアビスの脅威の中に、Pathfinder Bestiaryはバフォメットのデータを提供している。こいつはIvory Labyrinthの守護者であり、新しいムカつくデモダンドなのだ! 本書の後半にあるものはなんであれ冒険の経験をよりましてくれるだろう。だからいますぐHerald of the Ivory Labyrinthを手に取ろう!

  Illustrations by Johan Grenier. Ekaterina Burmak, and Jon Neimeister.

Adam Daigle
Developer
Beyond the Labyrinth
元記事:
http://paizo.com/paizo/blog/v5748dyo5lfoo?Beyond-the-Labyrinth
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神と見まごう力を持つ存在から生まれた出来損ない、デモダンド

出来損ないとはとても思えない凶悪な力を持っている奴らの特集とは興奮しますね~
脅威度は最低でも13! 神話級に相応しい

2014年1月6日月曜日

Pathfinder Battles Preview: 良い少女に悪い男ども(?)

2013/12/20 金曜日

 1月発売のPathfinder Battles塗装済みフィギュアのWrath of the Righteousセットから、まだいくつか「いいやつら」を公開すると脅かしてきた。ホリデー休暇からシアトルに戻るため、ここミネアポリス空港に座っている今、このセットに入る英雄(以前私の記憶が伝えたよりも幾分少ない)を示すとしよう。実のところ、あとほんの2体しかいない。

 このセットのリリースまでおよそ3週間だから、みんながその手にフィギュアを手に入れるまでに紹介記事を大量に残してはいない。つまりいいやつらに目を向けると始めに言っていたけど、悪の接触がこの記事に忍び寄ろうとしているだろう。

 このセットの志から、私は悪の予期せぬ発現をみんなが許してくれるだろうと信じている。

 だから、いい人から始めてもいいよね?

 ここに持ってきたのは十字軍"ガルフレイ女王 / Queen Galfrey"。ワールドウーンド / Worldwoundの縁に位置する善なる国メンデヴ / Mendevの指導者だ。"ガルフレイ"はWrath of the Righteousキャンペーンの進行において重要な役割を果たす。プレイヤー・キャラクター達に国の指導者と社交の場を与えてくれるんだ。もちろん、フル・プレート・メイル・アーマーをまといロングソードを高く掲げたこのフィギュアは、女性の戦士としてプレイヤー・キャラクターやNPCに転用できるだろう。"ガルフレイ女王"は中型のフィギュアで、レアのレアリティとした。

 この"アルシャラエ / Arueshalae"は改心したサキュバス / succubusだ。彼女は善の側に立ち、かつてのデーモンの同胞と戦う。スーパースターPathfinderイラストレーターWayne Reynoldsによる表紙イラストに基づいたこのフィギュアは、中型フィギュアでできることの限界を押しやった、造形の最高の一品といえるだろう。私達には翼がある。私達には(甘い見た目の)弓がある。私達には素晴らしい3次元がある。全体を通して、Wrath of the Righteous Adventure Pathに登場する中で最も興味深いNPCの一人として、このセットで最愛のフィギュアの1つだ。"アルシャラエ"は中型のレア・フィギュアだ。

 さてこれでこのセットの善人についてはおしまい。プレイヤー・キャラクター達が無慈悲なデーモンや恐ろしいモンスター全てと戦う試練に耐えられることを、心から願っている! なぜそんな話をするかというと…

 まだデーモンは終わらない。こいつはその油断にならない軍勢の前衛にいる、狡猾で小さい一員だ。こちらは"ブリモラク / Brimorak"。このキャンペーンが進むにつれプレイヤーが嫌いになっていくありふれたデーモンだ。Wrath of the Righteousの表紙に描かれたこのモンスターのデータは、Pathfinder Campaign Setting: Book of the Damned Vol. 2: Lords of Chaosに掲載されている。"ブリモラク"の炎の蹄と燃える剣は透明プラスティックで作られている。この小型フィギュアはコモンのレアリティにおいた。

 この大きな、シミだらけの汚らわしい嫌悪の塊は"ヴェスキャヴァー・クイーン / Vescavor Queen"。絶対に戦場で会いたいなんて思わない、邪悪で巨大な虫の一種だ。"ヴェスキャヴァー・クイーン"は大型の中でもとりわけ大きく、今まで作った中で心をかき乱すものの一つであることは間違いない。当然、私は彼女を愛している。彼女はアンコモンだ。だからワールドウーンドに出発する前に殺虫剤を詰め込むよう、PCに提案しておく。

 今週最後はもう一人の深いな王、邪悪な"ザンシル・ヴァング / Xanthir Vang"だ。またWayne Reynoldsの表紙イラストをベースにした"ヴァング"はもだえる蟲で構成される邪悪な悪役の一人だ。彼は完璧に異質な呪文の使い手にして超悪役、そしてあらゆる点で悪い奴だ。Wrath of the Righteous Adventure Pathにおける彼の役割をそんなに漏らしたいわけじゃないけど、こう言えば十分だ――彼は善じゃない。"ザンシル・ヴァング"は中型のレア・フィギュアだ。

 今週は(2013年でも!)ここまで。来週(そして来年)はWrath of the Righteousセットの残りのフィギュアを見ていこう。そのときまで、気をつけて、力をつけ、デーモンに気をつけて!

Erik Mona
Publisher
Pathfinder Battles Preview: Good Girls, Bad Guys (?)
元記事:
http://paizo.com/paizo/blog/v5748dyo5lfo5?Pathfinder-Battles-Preview-Good-Girls-Bad-Guys
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 あけましておめでとーございます
 今年もよろしくお願いします

 まだ年末記事の翻訳中ですが私は元気です(そしてまたいくつか記事を落とすでしょう)

 虫がらみの悪役が出てきますね、やっぱり生理的嫌悪感は敵の演出に向いてるんでしょうなぁ

 後、善属性のサキュバスね! エヴァンジェリストにでも説得されたんかな?