2013/01/03 金曜日
塗装済みプラスティック製フィギュアPathfinder BattlesのWrath of the Righteousセットの公式リリース日まで約2週間。このセットの紹介もじきに終わるということだ。今週は55体のミニチュアが入った本セットの最後となるフィギュア6体に目を向け、来週に最後のフィギュア、本セットのケース購入特典限定となるプロモーション・フィギュア、デーモン・ロード"デスカリ / Deskari"の堂々とした姿を残すのみとしよう。
その後は、雪の覆う次のセット、Reign of Winterを公開し始める予定だ。でも今日そちらに目を向けるには少々距離がある。代わりに、お店でWrath of the Righteousブースター・パックに入れられる邪悪なクリーチャーや敵対者の最後の姿を見ていこう。
こちらは"アポカリプス・ローカスト / Apocalypse Locust"。実はPaizoで間違えたせいでこのセットに忍び込んだ、素晴らしい見た目のフィギュアだ。Pathfinder RPG Bestiary 4のページにあるこのイナゴを記憶しているかもしれない。こいつはしばらくの間、この本からミニチュアに飛び出した最も早いクリーチャーの一人になる。これは、"アポカリプス・ローカスト"が実際は別のイナゴのデーモン、Pathfinder Campaign Setting: The Worldwoundの43ページに掲載されたおぞましいデラクニ・デーモン / Derakni Demonを想定していたためだ。デラクニはイナゴのデーモン・ロード"デスカリ"の従者にしてWrath of the Rightousのアーチデーモンだ。こいつはこのAdventure Pathを通してよく登場するモンスターだ。シーンの背後のどこかで(私は責任を感じている)、我らがイナゴのデーモンを混在させている。そしてこの悪い奴はこのセットに入ったってわけだ。幸運なことに、"アポカリプス・ローカスト"とデラクニ・デーモンは同じ大きさだ。それに見た目も似ている(だから間違えたんだけど)。だからこの間違いは完璧な代用品となった(個人的には、"アポカリプス・ローカスト"はもっと格好いいと思うけど)。デラクニ・デーモンのフィギュアはこのセットには入らない予定――なるべく早く将来のセットに入れ込んで、この問題を修正できればと思っている。それまではこいつがいる。こいつの存在はどこもかしこも格好いい。"アポカリプス・デーモン / Apocalypse Demon"は大型のアンコモン・フィギュアだ。
Pathfinder Campaign Setting: The Worldwoundといえば、この我らが友"グリムスレイク / Grimslake"が同じ本で登場している! "グリムスレイク"はアビスの戦場に住んでデーモンの死体を餌にする、吐き気を催させるクリーチャーだ。こいつは君の体から骨髄を吸い出すしっぽを生やしている。だから本当に、みんなこいつらにそこまで近づきたいとは思わないだろう。今まで作ったフィギュアの中でもっとも気がかりなフィギュアの中でもトップクラスだ。こいつは必要になるかもしれない虫の塊のモンスターならどれであれ代用できるだろう。"グリムスレイク"は大型の、アンコモン・フィギュアだ。
彼はかつてパラディンだったがアビスの闇の力を受け、このキャンペーンの第二話で重要な役割を果たす、"ソード・オヴ・ヴェイラー / Sword of Valor"だ。大きなネタバレをこれ以上しないようにするため、本当にこれ以上話すことはできないんだ。だから彼は今まで作った中で、おそらく最高のドワーフのフィギュアで、鎧と塗装手法は随分前に紹介した"デスカリの狂信者 / Deskari Cultist"の素晴らしい相棒となる、ってことだけ入っておこう。"ストーントン・ヴァーン / Staunton Vhane"はレアの、中型フィギュアだ。
全てのデーモンが巨大な爪と牙を備えた巨大なモンスターってわけじゃない。実際、その中には魅惑的な奴もいる。この好例が"ノクティキュラ / Nocticula"。暗殺、闇、快楽のデーモン・ロードだ・彼女は最初のサキュバスであり、自らの権能を持つ完璧なデミゴッド(訳注:原文は女性系のdemigoddess)だ。悪いことに、プレイヤー・キャラクターは彼女と戦わないといけないかもしれない。いい話では、完璧なミニチュアを手に入れるだろうってことだ。"ノクティキュラ"は通常の中型フィギュアよりも頭部が高く、戦場に厳粛さをもたらす。複雑なハンド・クロスボウから翼に刻まれた魔法のルーンまで、はこのフィギュアの細かい造形に素晴らしい仕事をしてくれた。彼女には尾が3本あり、赤熱したマグマで作られた足が生えている。"ノクティキュラ"は中型のフィギュアでレアのレアリティにおいた。
おそらくこのセットの後に別のデーモンの使い魔を出すことはないだろう(もっといえば多くのデーモンを、だ――少なくとも暫くの間は)。でもPathfinder #78の表紙を飾った、Wayne Reynoldsが描いたこの小さいろくでなしのイラストを見た時、こいつを原版に落として塗装済みプラスティックに持って行くことを抑えられなかった。原版はすぐに手に入った。この"ギムクラック / Gimcrak"はありふれたデーモンの使い魔を超えた存在だ。ウィッチの使い魔でもあり、彼(とその主に)超常的な能力を与える。愛らしい革製の仮面と小さいフィギュアにもかかわらず素晴らしい造形をしている。"ギムクラック"は小型(本当は超小型だけど、安定させるために小型の土台においた)のクリーチャーで、レアのレアリティにおいた。
Wrath of the Righteousセットの通常サイズのフィギュア、最後は"アリール・ヴォーレッシュ / Areelu Vorlesh"。ワールドウーンドの創造者であり、デーモン・ロード、デスカリ / Deskariの最も強力なしもべだ。間違いなくこのハーフサキュバス・ウィッチ/デモニアック/アーチメイジ(CR 27!)はWrath of the Righteous Adventure Path全ての「巨悪」であり、WizKidsは素晴らしい外見のフィギュアを持ってきてくれた。金属製のガントレットからぼんやりとした翼まで、このフィギュアは本当に目立つ立体感をいたるところに持っている。"アリール・ヴォーレッシュ"はレアの中型フィギュアで、しばらくの間は最後のサキュバス型のフィギュアになるだろう。6個ほど作ってきて、うまいこと隙間を覆うことができたと思う(特定のサキュバス的気分にいるなら、覆われていないかもしれない)。
これでWrath of the Righteousセットの通常フィギュアはお終い! 来週は最後の、ばかみたいに大きいくて印象に残る"デスカリ / Deskari"を見ていくことにしよう。そして今週の寒気に見事に合ったセットを終了としたい。
みんなが素晴らしい新年イヴを迎えられていればいいのだけど。ホリデーのお祝いがお祭り、ゲーム、格好いいミニチュアで満たされますように!
じゃあまた来週!
Erik Mona
Publisher
Pathfinder Battles Preview: The Last of the Evil Horde
元記事:http://paizo.com/paizo/blog/v5748dyo5lfov?Pathfinder-Battles-Preview-The-Last-of-the
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年明けのフィギュア紹介はWrath of the Righteous最終回一個前
通常フィギュアは全部終わったっていってるけど、今週のを見ると既に漏れがありそうですね
デーモンの死体を喰うクリーチャーがいるってのは、アビスも生態系が回ってるんだなと不思議な気持ちになったり
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