2013年6月21日金曜日

冒険の準備は万端

2013/06/17 月曜日

Illustration by Paolo Puggioini
来月、Pathfinder Player Companion: Pathfinder Society Primerをリリースする予定だ。本書は32ページのプレイヤー向けソースブックで、特にPathfinder Society Organized Playキャンペーンで使用するために作られている。著者はJohn Comptonと私。本書ではorganized play環境下でもパスファインダー協会を主題に据えた家庭でのキャンペーンでも使用できる新しい選択肢を、あらゆる種類のキャラクターに提供する。

本書に掲載される多くの新ルールの中には、特技の数々がある。これらの特技は、ウェイファインダー(訳注:wayfinder、パスファインダー協会に属すことを示す魔法のアイテム)を手に入れる前にGrand Lodgeで訓練を受ける入門者と、冒険者に提供される前にある領域を任命されたパスファインダーの調査員との違いを際立たせるためにデザインされている。これらの特技のいずれもキャラクターの背景を前提としたものはない。しかし領域を任命されたパスファインダーは幸運と任意発動に関連するものを好む傾向があり、訓練を受けたパスファインダーは学習と広範な訓練を基盤とした能力を持つキャラクターに利益を与えるものを好む。

以下に本書のこの項から、2つのサンプル特技を掲載しよう。

《忍耐の打撃》(戦闘)Patient Strike 
"剣匠 / Master of Swords"の元で受けた訓練は、君に好機を捉えた攻撃は待つ価値があり、忍耐は長期的にはプラスに働くことを教えてくれた。
前提条件:【知力】13。
利益:あなたは標準アクションではなく、全ラウンド・アクションとして攻撃の待機を選択することができる。そのようにしたなら、待機アクションの条件が満たされた時、攻撃ロールに+2のボーナスを得る。
通常:攻撃の待機は標準アクションであり、攻撃ロールにボーナスを与えることはない。

《多様なる任意発動》Versatile Spontaneity あなたはある面においてPathfinder Societyで功名を上げた。それはあなたが眼前に訪れる困難に準備するすべを知っているからだ。たとえそれがあなたの生来の魔法能力を準備ではなく、任意発動に傾けているからだとしても。

前提:【知力】13もしくは【判断力】13(特殊を参照)、2レベル呪文を任意発動する能力。
利益:1日の初めに呪文スロットを回復する際、あなたは準備する呪文レベルよりも1レベル高い呪文スロットに、自分の知らない呪文1つを準備することを選択してもよい。そのようにするには、選択した呪文が巻物か呪文書に記載された形で入手することができ、かつあなたの呪文リストに含まれていなければならない(その呪文が知っているものでない場合でも)。この作業には選択した呪文の呪文レベル毎に10分が必要である。あなたは自身が発動した知っている呪文であるかのように、その呪文スロットを消費して毎回選択した呪文を発動することができる。このようにして呪文を準備する行為は巻物を消費するが、呪文書が失われることはない。このようにして準備された呪文は消費した呪文スロットのレベルではなく、実際の呪文レベルとして扱われる。通常通りこの呪文に呪文修正特技を適用することもできるが、その呪文の実際のレベルに呪文修正特技で増加するレベルを加えた値が、自身の発動できる最も高いレベルの呪文よりも1レベル以上低くなければならない。例えば、この特技とファイアーボールの巻物、《呪文威力強化》呪文修正特技を持つ12レベルのソーサラーは、威力強化されたファイアーボール呪文を6レベルの呪文スロットに準備することができる。
特殊:あなたが秘術呪文を任意発動するなら、この特技を修得するのに少なくとも【知力】が13なければならない。もしあなたが信仰呪文を任意発動するなら、この特技を修得するのに少なくとも【判断力】が13なければならない。秘術呪文と信仰呪文を発動できるクラスを両方得ている場合、あなたはこの特技を使用してそれぞれのクラスの呪文スロットに呪文を準備することができるが、関連した能力値が前提条件を満たしていなければならない。

Pathfinder Player Companion: Pathfinder Society Primerは7月リリース予定。だから8/15のGen Con IndyでローンチされるPathfinder Society Organized Playの"デーモンの一年 / Year of the Demon"の開始に素晴らしいキャラクターの選択肢を使用することができるように、今日こいつを予約しよう。
Mark Moreland
Developer
Primed for Adventure
元記事:
http://paizo.com/paizo/blog/v5748dyo5levn?Primed-for-Adventure
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Pathfinder Societyを知るもの来たれ!

特徴ルールでPathfinder Societyに属している人はえらい強い特徴をもらえることからも分かるように、猛者の集団Pathfinder Society。

その集団の強化サプリなのだから、そりゃ強くないわけがない

…のわりに、例に出ている特技はそれほどでもない印象だけど
いやきっとどこかにとんでもないパゥワァが眠ってますようん

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