2013年6月28日金曜日

世界の終わりへようこそ

2013/06/25 火曜日
 
 このゲームでデーモンが私のお気に入りのモンスターであることは明らかだ。ゴラリオンに追加する地域のことをブレインストーミングした時、デーモンが侵略して現在支配している地域という概念がその一覧の上位に上がった。実際、最終的にデーモンが拘留された地域は2つになった――小さい方はキョニン / Kyonin南方のタングルブライア / Tanglebriar(私のお手製の世界から、多かれ少なかれ持ってきた地域だ)であり、大きい方はワールドウーンド / Worldwoundそのものだ。タングルブライアは基本的に初期のデーモン・ロードが支配しており、その地域内で影響が独立している。ところがワールドウーンドは完全なるデーモン・ロードであるデスカリ / Deskariが支配しており、その結果デーモンによる荒廃はずっと強大である。

Illustration by Fabio Gorla
かつて何年間かワールドウーンドのあちこちを補修してきた。しかし"正義の怒り / Wrath of Righteous"アドベンチャー・パスで、我々はようやくデーモンの出没する澱みの深い端に潜っている。つまり今こそ古いSarkorisの中を正面から書き、探索する時なのだ。ワールドウーンドを冠したこの64ページのキャンペーン・セッティング本の目的はまさにそれだ。もちろん、本書はデーモンにより荒廃した地域全体を包含している――"正義の怒り"は北西の国境を主たる舞台とするものの、"The Worldwound"はいくつもの明かされるべき秘密が記されている。
 本書の各ページでは、ワールドウーンドを彷徨う新しいデーモンとモンスターがたくさん収められている。それはこの記事を飾るおぞましいモンスターのイラストが証明しているだろう。しかしこの地域の植物でさえ、あなたを殺したがっているのだ。例えば、ワールドウーンドのアドベンチャーについて、本書にある章から以下を抜粋しよう。
 
 リーチウィード(CR 3災害) / Leechweed:この植物はワールドウーンド西方の泥まみれの湿原に大量に繁茂し、一般に5フィート四方に広がる。植物1つは人間の手よりもわずかに小さく、一つの塊の茎から伸びる暗緑色の葉の集まりで作られている。この茎の端には小さな外科用ナイフのような突起が生えている。この特記は簡単に皮膚を貫通してしまう。リーチウィードの塊の中に誤って入る前に気づくには、DC 17の〈知識:自然〉判定かDC 22の〈知覚〉判定が必要である。リーチウィードの塊に接触した生きているクリーチャーは、すぐに植物の名前の意味を知ることになる。無数の茎が、突然接触した肉体を突き刺し切りつけるからだ。クリーチャーがリーチウィードに接触するとすぐ、この植物は+9ボーナスでそのクリーチャーに攻撃を試みる。この攻撃はこの植物から離れない限り、クリーチャーのターンの終わりに継続して行われる。攻撃が命中すると、この植物は1d4ポイントのダメージと、1d6ポイントの出血ダメージを与える。火や聖なるダメージ、植物に効果を及ぼす(ブライトなどの)魔法的効果はリーチウィードを滅ぼす。
 
 簡単だけど、これがワールドウーンドだと読者に伝わっただろう――雑草でさえあなたを殺そうとする場所なのだ。
Illustrations by Jorge Fares and Damien Mammoliti
James Jacobs
Creative Director
Welcome to the End of the World
元記事:
http://paizo.com/paizo/blog/v5748dyo5lewp?Welcome-to-the-End-of-the-World
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 ワールドウーンド設定資料集がきましたね!
 見て分かるのはメカメカしい変な生物とかろくでもない植物とかですけど!

 リーチウィード、後衛が巻き込まれると厄介ですね、結構馬鹿にならないダメージ…

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