さて、今までPathfinder Campaign Setting: Inner Sea Godsからイラスト、神格、キャラクターの選択肢について見てきた。今日は最後の紹介記事を召喚する時間だ――いくつかの(招請)呪文を介して主要な神格の信者が使役することのできる40の神の従者を見ていこう。
主要な20の神格それぞれには、Inner Sea Godsの最終章に2つのデータブロックが掲載されている。一つは先触れであり、もう一つはより低レベルの来訪者だ。最初に新しい来訪者を見ていこう、いいかな?
最初はダプサーラ / dapsara。愛、美、芸術の女神シェーリン / Shelynに強い関わりのある新しいエンジェルだ。このCR 4のエンジェルはバードの呪芸と多彩な芸能といったバードの能力を持ち、芸術を崇める人に仕える。
Illustration by Diana Martinez |
芸術や美に対立するものといえばクリッポス / qlippoth以上のものはいないだろう。こいつはロヴァググ / Rovagugが昇格させた、アビスにいる原初のデーモンだ。ここに描かれているソグノロク・クリッポス / Thognorok qlippothは暴獣 / Rough Beast(訳注:ロヴァググのこと)の従僕であると考えられている。しかし実際には不運にもロヴァググの肉体に取り込まれてしまった知性のある共生体なのだ。本書に掲載されている全ての低レベルの従僕同様、ソグノロクはCR 4。6 HDを持ち、それ故レッサー・プレイナー・アライやレッサー・プレイナー・バインディングで招請することができる。でもこいつに挑戦することについては警告しておくよ。
Illustration by Ben Wootten |
CR 4の来訪者だけが君のために行動するわけじゃない。いつだってそれぞれの神格には先触れがいる。Inner Sea Godsには(先触れ)の副種別が登場する。これは自らの守護者の使者や代理人として振る舞う固有の来訪者の能力値を定型の一覧としてまとめたものだ。一般に先触れは18以下のヒット・ダイスを持ち、CRは15近辺。グレータ・プレイナー・アライで招請することができる。それぞれの先触れは新しい成長経路を与えられ、その能力を統一し、既存のルール・セットにあるPathfinder RPGをより上位に行進するものだ。こちらはアスモデウス / Asmodeusの先触れ、邪悪で恐ろしいバジーレ / Basileの姿を見て楽しんで欲しい。
Illustration by Emeliano Petrozzi |
だけどこいつは先触れとしては型破りだ。サーレンレイ / Sarenraeとアスモデウス / Asmodeusが協力して捉えた神の先触れとしてはふさわしい。もちろんタラスク / Tarrasqueのことさ。終末戦争の動力 / Armageddon Engineとしても知られる、ロヴァググの先触れだ。Inner Sea Godsで紹介されているものには(先触れ)(ロヴァググの落とし子)の副種別を持つ(その結果Pathfinder RPG Bestiaryに掲載された世界一般のものとは異なったデータを持つ)だけでなく、元々のCR 25を有している。本書で掲載される先触れの中で何よりも危険な存在だ。
Illustration by Ben Wootten |
まあそういうわけだ、みんな! 他にもいくつか紹介が掲載するとしても、読者のほとんどは本書を手に入れることだろう。だから今後は他に予定されている本を紹介することにしよう。Inner Sea Godsはゲーム店ならどこでもハードカバーとして購入できるし、ここからすぐにPDFとしてダウンロードすることもできる。
Mark Moreland
Developer
Inner Sea Gods: Divine Servitors
元記事:http://paizo.com/paizo/blog/v5748dyo5lg0z?Inner-Sea-Gods-Divine-Servitors
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先触れどもがやってきた!
ソグノロク、確かに召喚したくないよなぁ、気付いたら一体化してそうだもんなぁ
そしてついにデータが明かされるアーマゲドン・エンジン!
いやまあ、タラスクなんで、どうせ歩く災害なんでしょうけども……
何にせよ楽しみなサプリですね
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