Illustration by Subroto Bhaumik |
ファイターとクレリックの力を混ぜあわせたウォープリーストは、神格の理想を表すだけでなく、それを冷たく硬い鋼で支えてくれるクラスだ。このクラスは信仰呪文6レベル分の発動能力を持ち、領域のように機能する祝福 / blessingと呼ばれる能力も兼ね備え、更に戦闘向きの能力も持つ。完璧な配合のように思えるが、プレイテストに提示したこのクラスの最初のバージョンではここまでうまくはいっていなかった。最初にデザインした時には、力と能力は仕事を満たせるほどの戦闘能力をプレイヤーに与えなかった。最初に登場した時には呪文発動をある程度、戦闘技術をある程度持っていたけれど、その2つは強調して機能することはなかった。幸い、プレイテストの第2ラウンドではうまくいった(ひょっとしたら少々うまく行きすぎていたかも)。熱狂 / feverと呼ばれる能力を加える事で、ウォープリーストはパラディンの癒しの手のように仲間を癒やすためにエネルギーを放つことができるようになった。さらに自分だけを目標とする呪文を発動する場合には、ウォープリーストは即行アクションとして呪文を発動することができるようになった。清浄なる武器 / sacred weaponと呼ばれる能力にも手を加えた。これによりウォープリーストは武器1つ(もしくは神格の好む武器)を指定し、その武器でより大きな効果(ダメージや攻撃ボーナスの増加)をもたらすことができた。
残念なことに、これらは少々問題を引き起こした。このクラスは少々良すぎたんだ。
プレイテストの第2ラウンドは実に面白いデータを提供してくれた。誰もがこのクラスを愛してくれた。それは本当にいいことだけど、アンケートによればパワー・カーブの頂点を示してもいた。内部のプレイテストを何回かこなした後、攻撃ではファイターと同じボーナスを持ち、バフ呪文を何回か即行アクションで発動できるということが、このクラスを無双にしていたと分かった。熱狂システムの機能の仕方は気に入っていたので、神聖なる武器ルールを変更する必要があった。今でも神聖なる武器は武器のダメージを増加させ、武器に特殊能力を与えることができるけど、指定した武器を使用してもウォープリーストの攻撃ボーナスを増加させたりはしない。そうすることで、何もかもがうまくいくようにみえる。
祝福の数についても見なおした。これら全てをお互いに一致させ、このクラスのパーツをもっと滑らかにつながるようにした。例えば共同体の祝福を見てみよう。エラスティル / Erastilのウォープリーストにとっては、祝福の主要なバージョンではうまく噛み合わなかったし、全く役に立たなかった。以下のように変更したよ。
一心の戦い(主要)/Fight as One (major):10レベルの時点で、君は仲間を共に戦うようけしかけることができる。1分の間、君が敵1体に対する近接攻撃もしくは遠隔攻撃が成功した際、君がその敵に対して行った攻撃と同じ種別――君が近接攻撃を行ったなら近接攻撃、君が遠隔攻撃を行ったなら遠隔攻撃――に対して、10フィート位内にいる仲間が行う攻撃に+2の洞察ボーナスを与える。君がクリティカル・ヒットを仕掛けたならこのボーナスは君のターンの開始まで+4に増加する。
他の祝福にも面白い変更点がたくさんある。でもそれらは、8月中旬にお店やGen Conで本書に出会うまで待ってもらわないといけないね。内に眠る怒りを解き放ち、今や魔法を強化するために、木曜にまた帰ってきておくれ!
Jason Bulmahn
Lead Designer
Advanced Class Guide Preview: Warpriest
元記事:http://paizo.com/paizo/blog/v5748dyo5lg7q?Advanced-Class-Guide-Preview-Warpriest
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ウォープリースト紹介~
ファイター+クレリックってだけでわかりやすく強いですけど、どうもクレリックって回復ばかりしている気がするので、それをどう回避しているのかは興味津々
そのための即行アクションバフ呪文だったんでしょうけども、まあ強いですよね^^;
祝福は領域のウォープリースト版ということなので、いっぱい選択肢がありそうな感じですね~
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