Illustration by Géraud Soulié |
コンセプトについて最初に検討した時には、他の物語上のアイデアを組み合わせることでは問題は解決されなかった。何かがかけていた。その時電光が走った――呪文だ! ブラッドレイジャーには呪文が必要だ!
ソーサラーのように、ブラッドレイジャーは任意発動型の術者でないといけない。でもレンジャーやパラディンに多少似ている形にしたかった(つまるところブラッドレイジャーは完全なBABをもつので)。でもレンジャーもパラディンも準備型の術者だ。仕事の最初の注文は任意発動型の術者に同様の発展をデザインすることだった。やってみたけど、適した呪文リストを決めてやらねばならなかった。呪文リストは悪戯好きの獣で、デザインを進めるたびにかなりの変化が生じることも分かっていた。でも第一歩が必要だった。それを受けて、メイガス呪文リストの変更版を選んだ。完璧じゃないのは分かっていた――ほど遠いものだった――でも初めとしては最適だった。
最終的なデザインの目標は、作るのが簡単でプレイして楽しいクラスを作ること。一般社会にこのクラスの素材を公開する前でさえ、順調に進んでいるという感触を掴んでいた。Ryan Macklinは社内のプレイテストの間にこの荒くれ者を与えることに決め、昔のヘビー・メタルのアルバムの表紙から出てきたキャラクターのような感覚を抱かせるキャラクターのプレイ感を気に入った。もってこいの理由をいくつか通して興奮することもなかった。言い換えるなら、任務完了。
ブラッドレイジャーが公開プレイテストに至った時、この感情はプレイテストをしてくれた人の大多数によって反響した。結論はあったのか? あった。我々が計算したように、この呪文リストは期待に沿うものではなかったけれど、このクラス自身の呪文リストに向かって登っていく手がかりにはなったってわけだ。クラス特徴のいくつかと共に手を入れる必要はあった。このクラスの標準となるものもあったし、血脈に埋もれていたものもあった。しかし素晴らしいプレイテストのデータが、どこを拡張し、どこを取り除き、正しく調整するのに同手を加えればいいかを教えてくれたのだ。
プレイテストの喧噪の後、このクラスの名前変更や伝承に噛み合う形にするかについてもう一度目を向けた。でも最終的に、このクラスは呼ばれているとおりの存在で、実行するとおりの名前だったのだ。だからブラッドレイジャーは変更無し。
ブラッドレイジャーの開発が終了すると、次にやるのはアーキタイプの作成だ。基本的にデザイン中にアーキタイプがあるクラス(わかりやすいように言えば、血脈だ)には、いつもこの作業は難しい。でもいくつかわくわくする選択肢を組み込んだ。Advanced Class Guideで君は血の乗り手 / bloodrider(乗騎に自分の力のいくらかを授ける、騎乗型のブラッドレイジャー)、激怒変成者 / rageshaper(姿を変える際に追加の要素を得る激怒するもの)、触れられぬ激怒者 / untouchable rager(呪文の進歩を呪文抵抗に置き換えたもの)を見ることができる。それぞれのアーキタイプに血脈を混ぜ込めるから、多様なブラッドレイジャーをプレイできるよ!
Stephen Radney-MacFarland
Designer
Advanced Class Guide Preview: Bloodrager
元記事:http://paizo.com/paizo/blog/v5748dyo5lg88?Advanced-Class-Guide-Preview-Bloodrager
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久方ぶりの更新はブラッドレイジャー
最終版のデータはこんな感じらしい(レベル3までしか分からないですけど)
- ヒット・ダイスがd10
- 基本攻撃ボーナスはレベルごとに+1
- 良好セーヴは頑健と反応
- 血の激怒 / bloodrage(フリー・アクションで起動、【筋力】【耐久力】+4士気ボーナス、意志セーヴ+2士気ボーナス、AC-2)
- 血脈の力:元素撃 / Bloodline Power: Elemental Strikes(血の激怒に入っている間、即行アクションで1日3回、追加で1d6[電気]ダメージ)
- 血の庇護 / Blood Sanctuary(激怒中君や仲間の使用した呪文に対するセーヴィング・スローに+2ボーナス)
- 直感回避
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