2013年1月8日火曜日

Pathfinder Battles Preview: エレメンタル的な、愛しのワトソン

2013/01/04 金曜日

 Pathfinder Battles塗装済みファンタジー・ミニチュアのセット、新作の"砕けた星 / Shahttered Star"のリリース日1/23まで3週間を切った! このセットに入っている55フィギュアの内40近くを紹介しているけど、今からリリース日までを指折り数えてみれば、お店で購入する前に全部を見せようと思ったら10個くらい紹介していかないといけないね。


 だからレースに駆け出そう!

 すでに"中型ファイアー・エレメンタル / Medium Fire Elemental"と"大型ファイアー・エレメンタル / Large Fire Elemental"、"中型ウォーター・エレメンタル / Medium Water Elemental"と"大型ウォーター・エレメンタル / Large Water Elemental"は紹介している。今週はさらに2体のエレメンタルを紹介し、残り2つは今後の紹介記事に残すことにしよう。

最初にご覧に入れるのは"中型アース・エレメンタル / Medium Earth Elemental"。岩のような大男が地面から飛び出し、プレイヤー・キャラクターの頭を打ちのめそうとしているところだ。焦げ茶色と灰色で塗られ赤い目が輝くこのフィギュアは、この種類の極めて一般的な例だ。クールな緑色のクリスタルの層が彼の腕に沿って走っており、それが"中型アース・エレメンタル"に独特な雰囲気を与えている。このフィギュア全体は透明なプラスチックで作られている。これは元々完璧に透明なクリスタルにしたかったことと、このクリーチャーの元々のイラストに合わせるためにいささか緑がかったものにする必要があったことだ。これらはBestiary Boxで最初に登場している。我々が驚いた以上に、このフィギュアではクリスタルに緑色の塗装で真珠光沢のある上塗りをした方が、透明プラスチックで作るよりも見栄えがよかった。だから今回は他のエレメンタルのように、透明なプラスチック製で行くことにした。こいつは私を驚かせてくれた(透明な方がいいと思ってた)けど、今回の場合透明なクリスタルの方が単純に見た目がいいから、Paizo民の総意がとれると思う。

 でも透明プラスチックを愛するものがみんな失われたわけじゃない! "中型アースエレメンタル"の方は現在進行中のPathfinnder Online Kickstarter Campaignの一部として提供される"ラーヴァ・ルーカー / Lava Lurker"のベースとして使われているんだ。このフィギュアは透明で、赤みがかったものはまさに、溶岩で待ち伏せするものに相応しい。

 大きいことはいいことだ。このことわざはアース・エレメンタルにとってもまさしく真実だ! "大型アース・エレメンタル / Large Earth Elemental"を見よ。君は泥の中でもう攻撃を加えたいとは思わないだろう(でも他の奴を殴らせるために召喚したいと思うかもしれないけどね!)。このフィギュアの色あいは中型の同種とよく似ている。大型は上から押しやるようにしているだけだ。これでより威圧的な存在となっている。私はこのフィギュアの大きいあごと印象的な顔がお気に入りだ。こいつが「お仕置きの時間だ!」と叫ぶのをよく耳にすることだろう。

 このセットの中型エレメンタルは全部コモンのレアリティだけど、大型はレアだ。

 大型と中型の"エア・エレメンタル / Air Elemental"は将来のブログに取っておこう。こいつらもすごいんだけど、1体がすでにいるのでエレメンタル分が多くなりすぎるとまずいしね。"砕けた星"セットのボックスを開けるときにエレメンタル群が構築できるようにしておくよ!

 その代わりに、"砕けた星"からさらに2体の大型フィギュアをご覧いただきたい!

 次に紹介するのは"グラス・ゴーレム / Glass Golem"。このフィギュアは複雑な塗装だったので、完成したのが終盤になったものの一つだ(だから私のiPhoneによる低画質の写真でまずは事足りるだろう)。"ルーンロードの復活 / Rise of the Runelords"セットの"シャイニング・チャイルド / Shining Child"のエレメンタルが我々に示してくれたように、"透明な"フィギュアは塗装段階で満足したものにするには本当にトリッキーなやり方で作られる。

 透明プラスチックをフィギュアの形に整形するだけでは決してうまくいかない。好ましい陰影がなく、重要な造形の詳細が失われてしまうのだ。透明なプラスチックの上から完全に塗装をしてしまうのが正しいやり方であることがほとんど無いことはわかっている。しかしそれは常に失望と責任逃れのようなものなのだ。最適解はゴルディロックスが確実に知っているように、ただただただただ、最適の塗装配分を見出すことだけなのだ。"グラス・ゴーレム"の場合には、巧みな透明効果がほしいだけでなく、実際のガラスのように見えるようにしたかった。何回かの挑戦の末、ついに最適の塗装配分を見出した。

 今週最後は気難しい"ファイアー・ジャイアント"。この年老いた乱暴者は、その粗末な剣で君を切り裂く準備ができている。ドライブラシ(とそこここに見える透明プラスチック少々)のおかげで、こいつは体内の炎で燃えているように見える。その顔と燃えるひげは非常に印象的で、他のジャイアント属の中でも目立った存在となるだろう。

 今週はここまで! 来週は"砕けた星"アドベンチャー・パスから重要なNPCをいくつか見ていくことにしよう!

 更に来週は2013年の間に配布予定の、特別コンベンション用プロモーション再塗装ゴブリン・フィギュアの詳細を明かしていくぞ! Pathfinder Online Kickstarter CampaignにおけるGoblin Squadレベル以上の出資者はこのフィギュアをGen Conにて無料で受け取れる証明書を入手できる。だからまた見に来てチェックしてほしい。こいつは間違いなく見逃せないフィギュアだ!

 じゃあまた7日後!

Erik Mona
 Publisher
Pathfinder Battles Preview: Elementally, My Dear Watson
元記事:
http://paizo.com/paizo/blog/v5748dyo5lebn?Pathfinder-Battles-Preview-Elementally-My
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 いろいろおやすみしたせいか一気に行われるPathfinder Battles Preview。

 アース・エレメンタルは大型の肩を回しているような雰囲気が、余裕を感じさせて格好良いです。クリスタルの緑も良いアクセントになっていて素敵。

 グラス・ゴーレムはたしかにガラスみたいで、職人芸を感じますな。台も透明にすれば…いや、使いにくいか…

 ファイアー・ジャイアントの躍動感ある雰囲気が一番好きですね^^

 しかし後3週間でリリースされるんか。来週もいっぱい紹介されそうですね^^;;
 # そして直前までリリースされないことが確定したエア・エレメンタルの運命や如何に

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