2012年4月28日土曜日

Pathfinder Battles Preview:巨悪(その1)

2012/04/27 金曜日

すでに紹介してきたように、Rise of the Runelordsセットに含まれるミニチュアを1つ以外お伝えすることができて非常にうれしく思う(この最後の1つは改善のため、現在塗装原版の最終版をいじっている途中)。我々は重要な締め切りの窮地に立たされている。WizKidsはこのセットの塗装全てを今まさに発注しようとしており、これにより生産工程を本格的に始めることができる。これはRise of the Runelordsミニチュアが工場のラインにすぐに運ばれていくということで、8月のリリースは地平線の先に今見えているといったところだ。

先週、我々はpaizo.comでこのセットのパッケージの絵をポストした。抜け目のない読者であればこのパッケージにはまだ見ぬミニチュアが密かに11体全て描かれていると気付いただろう。これでRise of the Runelordsセットの最大の秘密の一つが明かされたことになる。

読者の多くは知っているように、私は3体の超大型ミニチュアを製品コストを抑えるために元々のセット全体から取り除く必要があった。このブログでこのセットをリークした最初期のネタバレ記事で、このセットには"超大型ホワイト・ドラゴン / Huge White Dragon"が入っているぞといったし、すでに3体の超大型ミニチュア("トリチェリー・デーモン / Treachery Demon"、"ラミア、ハリダン / Lamia Harridan"、"ストーム・ジャイアント / Storm Giant"をすでに公開したから、みんなの多くはすでに口に出した"ホワイト・ドラゴン"を4つ目の超大型フィギュアとして紹介するのが当然じゃないのと考えるだろう。

悲しいかな、パッケージの紹介がされたように、"超大型ホワイト・ドラゴン"は結局のところRise of the Runelordsセットには入らなくなった。コストの面から取り除かれた3体の超大型ミニチュアの1つとなったのだ。この決定は造形品質によるものでは決してない(本当にすばらしいものだよ)が、Rise of the Runelordsセットの中身を増やす方が重要だったんだ。割合早く、なるべく早くに来たるリリースでホワイト・ドラゴンを公開するつもりだ。

そう、Rise of the Runelordsアドベンチャー・パス記念版におけるホワイト・ドラゴンとの重要な遭遇は存在する。しかしこのモンスターはどの場面にもうまく合致するだろう、ありふれたもので十分だ。

しかしこのセットにはRise of the Runelordsアドベンチャー・パスで使用するように、他のセットのものに単純なオプションをつけたわけではない、特別にデザインされたものもある。実際このセットにおける第4の超大型フィギュアはこの種のミニチュアの一つだ。紹介しよう、"カルゾーグ・スタチュー / Karzoug Statue"だ。



これは強欲なるルーンロードにしてRise of the Runelordsキャンペーン最大の巨悪、不誠実な"カルゾーグ / Karzoug"に巨大な自立した石像として命を吹き込んだものだ。"巨大"と言ったのは冗談じゃないよ。"カルゾーグ・スタチュー"はこのセットの4つのミニチュアで最も背が高く大きい。この印象的なフィギュアは、このアドベンチャー・パス全体の鍵となる決戦遭遇の一つにおける彼の役割に相応しいものだ。こいつはあまりに大きいので、彼が実際に箱に入るように調整してから、超大型ブースターのパッケージを変える必要があったくらいさ。

WizKidsの造形士と塗装士は、このミニチュアでもすばらしい仕事をこなしてくれた。この印象的なフィギュアに現実感を付け加える小さなひびや風化を付け加えたことで、まるで本当の石でできているように見える。この小さな写真ではちょっと単純だと思うかもしれないが、この巨大なミニチュアの細かなところは本当にすごい。"カルゾーグ・スタチュー"は超大型ケースに通常1つ入っており、これはレアのフィギュアとなる。

次は"ラマタル・バイデン / Lamatar Bayden"。彼は望みのない空想としてよき時代を見ていた(ネタバレ!)、一時的な指揮官だ。今この指揮官はどこかに行ってしまい、彼の空想は打ち砕かれ、彼は恐ろしいアイス・ワイトのの姿に囚われている。そのため、WizKidsはこのミニチュアを透明なプラスチックで造形した。"ラマタル"の鋭い氷柱の指と王冠は完全に透明で、このレアのミニチュアに(待ち望んでいた)冷たい演出を付け加えている。

今日の最後はこのセットで一番すばらしいミニチュアの一つ、"ミスラル・メイジ / Mithral Mage"だ! このルーンロードの古代帝国からの名残は輝くミスラルの肌を持ち、Rise of the Runelordsキャンペーンにおいて彼が実際の痛みで死ぬのを遅らせる効果がある。この"ミスラル・メイジ"の服装の詳細な多重塗りはうちでは非常に人気があって、彼のダイナミックなポーズはその傲慢で印象的な性格に見事に調和している。こいつはレアのミニチュアで、このキャンペーンの後半3シナリオの主要な悪役の一人だ。

この記事の全体を見てみると、私は本当のところRise of the Runelordsアドベンチャー・パスが、どれだけ命がけで驚くべきものだったのかを思い出す。私はこのキャンペーンを特別サポートするミニチュアのセットを作る機会を得てぞくぞくしているし、65フィギュア入りのセットに対して、このブログですでに紹介した格好いいキャンペーン固有のミニチュアを入れる機会を与えられた事をうれしく思う。

来週はモンスターに戻ることにしよう。このセットでまだ挨拶もしていないミニチュアを少しお見せしようかな!

じゃあまたそのときに!

Erik Mona
 Publisher

Pathfinder Battles Preview: Big Bads (Vol. 1)
元記事:
http://paizo.com/paizo/blog/v5748dyo5lddg?Pathfinder-Battles-Preview-Big-Bads
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あら、ホワイト・ドラゴン入らないのね。
まあもってるからいいか(いいのか)

この3体の中で一番すげえと思うのは"カルゾーグ・スタチュー"ですね。初めは昔のミニチュアと今のミニチュアの比較でもするんかと思ったもんですが(昔出してた記憶はない)、拡大してみるといかにも岩! という感じで触ったら粉でもつきそうです。

"ミスラル・メイジ"もかなり格好いいですね。さすがレア!
このスタッフ(?)を構えている姿なんてかなりぞくぞくします。
装丁かなり凝っていて、これは購入欲をそそるぜ!

気付いたらワイトになってるとか、ゴラリオンは怖い世界ですね(誤訳かもしらんが)。
だんだんとフィギュアもそろってきましたねぇ…



ちょっと調べてみたんですが

ポーンセットっていうペーパー・フィギュアのキットならAmazon.co.jpからでも買えるみたいなんですが、Pathfinder BattlesはAmazon.comからしか買えないっぽいですね(ああいや、Paizo.com行けば買えますよ念のため)。

でもポーンセット、使ってる途中でどこか行きそうでやだなぁという問題もあったり、そもそも
土台がついてこない(Beginer's Boxのを使えよボーイって書いてある)ので
少々難がありますな

でも安いので興味があればこちらを買うのもありかもしれません




ちなみに"ルーンロードの復活 / Rise of the Runelords"のアニバーサリー・エディション自体は、Amazon.co.jpからでも買えるらしいです。Paizo.comで買った方が楽そうだけど。

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