おお、休日記事を以前書いてからずいぶん時間が空いてしまった。うん、みんなの要望に従い、ゴラリオンの休日について新しい情報をわずかなりとも提供しよう。我々はアメリカの連邦祝日、退役軍人の日 / Veteran's Dayを祝ったばかりだから。私自身退役軍人として、5つの軍種(訳注:陸軍、海軍、空軍、海兵隊、沿岸警備隊)全ての退役軍人にありがとうと言いたい。この国のために身を粉にしてくれているし、彼らの任務と滅私なくして今日の素晴らしい仕事をすることはできないのだから。この国を素晴らしいものにするために人生の何年かを滅私奉公にあてるという決定を、自画自賛したり熟考したりするのに少し時間を取ってはどうだろう。
DeveloverのAdam Daigleが、彼にとって初となるゴラリオンの休日の記事を書き上げてくれた。彼は以下に掲載する想起の日の説明文を書いた。Pathfinder Society用キャラクターに適用できる特別のPathfinder Society Chronicleシートも掲載した。想起の日はPathfinder Campaign Setting: The Inner Sea World Guideの249ページに言及されている。
ネサス / Nethys(訳注:魔法の神)の信奉者の聖日、想起の日は響き渡る爆発、卓越した呪文の公使、数多くの舞踏で満ちている。想起の日はネサスの月18日に設定されている。この休日はガルーンド / Garundのほとんどの場所で祝われ、内海地域 / Inner Sea中のネサスを信奉する寺院で、祭儀が執り行われる。想起の日の伝統的な祭儀は、初めの顕現の時から何千年も過ぎて変わってしまっている。しかしこの想起の日では、今でも昼の間参加者に豪華な食事を提供し、輝く爆発の魔法を、日没に合わせて発動する。この日、これら色とりどりの魔法は、無数の異なる色と模様の花火という形で示される。
力術魔法を崇めるネサス寺院では、神官と著名な秘術士が呪文決闘を行う。そこで互いに高くなった台の上に立ち、順番に相手の無力化を試みる。これらの決闘において使用される魔法は危険であるよりも派手なものが好まれるものの、ネサスのクレリックは決闘による傷を癒やすために傍らにいる。これらの決闘はお気に入りの出場者を称賛するために、多くの人だかりを集めることになる。
この祭りの間に、ネサスを信奉するウィザードは、他の人に自らの技を分け与えるため、呪文書を開いたままにしておく。普通ウィザードは身を挺して自らの呪文書を守りそのうちにある魔術の情報を欲しがるものだ。しかし想起の日では、このようなウィザードは互いに出会い、午後の祭宴に先立ち、食事を分かち合う準備として呪文を分かち合う。
想起の日は第一に大いなる魔術の日だが、呪文を発動する能力を持たない人にとっては食事をもらうために地元にあるネサス寺院に群がり、夕方の魔法と輝かしい花火を見る日である。食事と夜の間に、参加者は黒と白で塗り分けられたローブを身につけ、人間の元にネサスが訪れたことに感謝する楽しい踊りをする。この舞踏は音楽に合わせて回転と手拍子をする、何人もの踊り手による大がかりなもので、黒と白のローブが身体を回転させるたびにはためく。夜が深まり花火と魔法の展示が始まると、舞踏は絶叫の中で最高潮に至り、雷のような轟音と共にネサスの名を呼ぶ。
4712年想起の日の恩恵をダウンロードせよ!
Mike Brock
Pathfinder Society Campaign Coordinator
Evoking Day
元記事:http://paizo.com/paizo/blog/v5748dyo5le20?Evoking-Day
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ネサスは prdj に紹介がありますが、半身が世界の破壊、残りが世界の救済を持つが故に二つに引き裂かれ白と黒に分かれているという、すごい神様
「お、俺の半身が暴走する前に…」とか日常的に言ってるイメージです(ひどい)
想起の日は呪文決闘を組み込んだり、花火で終わらせたりと、結構シナリオに使いやすそうかな?
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