2014年2月1日土曜日

アビスの地図を書く

2014/01/30 木曜日


Wrath of the Righteous Poster Map Folioに掲載される3つの地図の中にはプレイヤー用のもので、奈落の地図が描かれている。これは美しいもので、Ben Woottenはこの地図に彼の全力を込めてくれたと思う。最新のいくつかのPoster Map Folioを手にしていない人なら、おそらくBenの描いた枷の地 / Shackles、ヴァリシア / Varisia、イリセン / Irrisenのイラスト・マップを見たことがあるだろう。しかしこいつは更に一歩進んだすごいやつなんだ。

そう、ほとんど無限の広さを持つ次元界の地図をどうやって描く?

この問題が起きるのを見るのをワクワクしていたけど、初めは最高のやり方に少々戸惑ったものだった。多くの次元界の地図はどちらかといえば略図のように見えるし、この未知に従いたくはないって考えていた。アビスの混沌とした姿は更にこれを厄介なものとしている。40以上の領域が互いに関係を持ち、その上物理的に近い必要がある――真上や真下、他の領域にくっついているものとして描かれる領域もある。私が最初にしたことはすべての領域を1ページに実際に収めてみて、あるがままを実際に、イラストに全て落とし込むことだった。もしあまりにも小さくってはっきりと見ることもできないなら、地図にする強い理由はないだろうから。

その日の夜家に帰り、各領域の関係と大きさを地図上に表記する計画を立て始めた。基本的な形と大きさを作り、それからお互いの空間的な関係を表すためにそれぞれの紙を定めていった。次の日、手で奇妙な数字の振られた形状全ての置かれた神の前に帰ってきた。少し正気を失っていたと言わねばならないだろう。だからどの形状がどの地域で、何でそれらが底にいるかも説明できた。アビスを地図にする大掛かりな計画にいくらか嫌気が差してきた。だからJamesと私は会社で椅子に座り、アビスの地図をいくつか置き換えるために手を加え、イラストを描いた。(Jamesがしたかったことの1つは、広い地獄の雰囲気を思いおこさせることだった。だから私はスケッチ・マップを曲がった形に曲げ、その後に地獄を平らなアビスの形にした。ジャジャーン!)

スケッチで全員の同意を得たら、それぞれの地域の一行の説明文とそこに何がいるかを書いた。それからどの文書とスケッチをBenが参照できるように送った。彼は私が野郎とした考えをすぐに理解して、それぞれの領域とそれぞれのつながりを描く作業を開始した。彼が昨年PaizoConのゲストだったことは本当に素晴らしいことだ。だって彼が仕事をしている間にこの地図のことを彼と話す時間をとれたんだからね。それに彼がやりたいことに関する質問や関心もはっきりさせることができた。このやりとりの中で、スケッチが地図がどれほど進歩していくかを見ていくのは素晴らしい経験だった。でも最終製品を見た時が本当の驚きだった。私は地図が好きだ。そしてアビスの地図の作成を手伝うことはとりわけ楽しかった。私が最終版の写真を公開することはない。君たちはWrath of the Righteous Poster Map Folioを手にとってアビスをその目に刻みつけてくれればありがたい。

Adam Daigle
Developer
Mapping the Abyss
元記事:
http://paizo.com/paizo/blog/v5748dyo5lfql?Mapping-the-Abyss
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地図を見るとわくわくしますね~

地図を見せるだけでシナリオの隙間を補ってくれたり(旅程をプレイヤーが勝手に考えてくれる)
シナリオアイデアにしたり
コマを置いて雰囲気を味わったり
とまあいろいろ便利です

混沌の地アビスは中~高レベル帯で足を向けることもままありますし
興味があれば手にとってはいかがでしょうか?

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