2015年1月18日日曜日

ラウンド2がやってくる

2015/01/17 土曜日

 以前いったかもしれないが、上位32名が火曜日から開始する予定の奇妙な「マップ作成」の一般的な指針を与えようと思う。これは公式のものではない(公式のルールは火曜に投稿予定)けど、いたずらでもない――私達が探し、期待しているものに関する、単なる日常的な議論だ。

 ラウンド2に向けて、参加者はゴラリオンの全面マップ1つか、まだマップ化されていないファンタジーを主題にした場所を提出するよう求められる。提出は〆切りまでにメールで送る必要がある。8.5インチ×11インチで、提出時にはおおよそ150dpiであること。カラーでもグレースケールでもモノクロでもいいし、手書きでもコンピュータで作成したものでも良い。

 地図自身が提出物だ。だから興味深く想像力をかき立てるものにするのが重要になる。地図を読みやすくするメモや、地図制作者が提出物から出版用の地図を作り出すことができるだけの情報があることに加えて、本当に地図が必要な何かを準備することが極めて重要なことだ。この地域がどのようなものでその周りのキャラクターがどのように移動するのかを理解する必要がない地図ならば、それは何か他のことに仕えたはずの余白を無駄にしたことになる。地図が面白くなければ、誰も示された場所に注意を払わないだろう。

 北と西の壁の中心に扉がある20フィート×20フィートの部屋に、地図が必要な人はいない。6マイルの長さがあり、3マイルの深さまで一本道で中央に町が1つある森も同様だ。君の地図は想像力をかき立てるものでなければならない。面白い遭遇の礎となるものでなければならない。8.5インチ×11インチの空間をうまく使っていなければならない。ページの半分以上が明らかに無視された地図は、不適切と判断されるだろう。

 提出物は出版に樽ものである必要はないが、地図に書いた場所でGMがゲームを運営できるように作られたものでなければならない。地図作製者が最終版の地図を作成するのに必要な情報が、網羅的に書かれていなければならない。投票者は芸術的な才能に従って投票する必要はない。明瞭さ、想像力、有用性に基づいて欲しい。

 地図は途方もなく大切なもので、過去に十分強調したことのない技術である。良い地図があれば、単語を一つも読まなくても、その場所がGMやプレイヤーをわくわくさせてくれる。悪い地図は余白の無駄だし、人を混乱させることさえある。優れたシナリオ執筆者でさえ、編集が全てを書き直さなければならない地図を作ったり、(よりまずいことに)理解できないためにそれを廃棄し、自分で作った地図を使ってシナリオを書き直さねばならないことさえある。

 地図制作者に地図を送る以外に私達が何もしなくても、わかりやすく想像力をかき立てる地図を作ることができるフリーランサーは、それができない人を上回る大きな利点を持つ(そして、シナリオ作成者に渡す地図のスケッチを作成する仕事を行うことさえあるかもしれない)。

 これは大きな試練だ。しかし今年のファイナリストのことを私が話したときに言ったことの一部でもある。君が成功するRPGのフリーランスのシナリオ執筆者となるために必要となる技能を持つことで、自信を持って欲しい。

Owen K. C. Stephens
Developer and RPG Superstar Host
Round 2 is Coming
元記事:http://paizo.com/paizo/blog/v5748dyo5lgyd?Round-2-is-Coming

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