2015年1月6日火曜日

積み重なる変化

2014/1/5 月曜日
訳注:2015/1/5の誤記

 11月を振り返ると、Pathfinder Societyチームは長い会議を続けていた。organized playキャンペーンを発展させるためにキャンペーンを変化させることについて議論していたのだ。準備、運営、シナリオのプレイをより簡単にするにはどうすればいいか。一度に全て、莫大な量の変更を行うよりは、何ヶ月かにわたって徐々に変更させ導入していくことを選んだ。新しい12月のシナリオは私達の目標に向けての進歩を確認・観察するのに適したものだ。

参照回数の削減

 目標は、シナリオ毎にハードカバー書籍(Pathfinder RPG Core Rulebookも含む)の参照回数を4回までに減少させることだ。Pathfinder Society Scenario #6-10: The Wounded Wispでは参照元を5つにおさえており、かなり近付いて来たと思う。再プレイ可能なシナリオはモンスター管理の表が長く3つのBestiaryを参照しなければならないため、この基準を超過している。しかしGMは1つを使うだけで運営できるだろう。Pathfinder Society Scenario #6-11: The Slave Master's Mirrorも5箇所(ここではPathfinder RPG NPC Codexの参照は除く)だ。でもある意味ではこの本で必要な参照回数はたったの4箇所だ。なぜかって? この後を読み進めて欲しい。

Bestiaryの参照

 もう一つの目標は、BestiaryとNPC Codexのデータを全ておまけとして掲載することだ。これによりGMがゲームに必要な本を全部持ち歩く事が少なくてすむし、シナリオの準備も楽になる。いつものように、Wounded Wispは奇妙な例外だ。それはランダム遭遇表があるからで、このシナリオには少なくとも各遭遇の選択肢1つに必要となるデータだけが掲載されている。The Slave Master's MirrorはMonster Codexのノール / gnollの章を全部掲載している。将来このシナリオで見るものを公平に表しているってわけだ。

シナリオの長さ

 3つ目、そして最後のもくっひょうは、シナリオの長さに対処することだった。シナリオは得てして想定時間より長くなる。先月5~9レベル向けや7~11レベル向けのシナリオは出ていない。だから本当に数を減らすなら、遭遇数を数えるのが速いやり方だ。とはいえ、3~7レベル向けのシナリオ、The Slave Master's Mirrorで特に注意を払ったのは4時間前後でシナリオを完遂するために、どんな遭遇がいくつ必要かを確かめることだった。来月は2015年における最初の7~11レベル帯向けシナリオをご覧に入れる。このシナリオには、更新したシナリオ執筆ガイドラインを試験的に導入しているはずだ。

John Compton
Developer
Incremental Changes
元記事:http://paizo.com/paizo/blog/v5748dyo5lgvl?Incremental-Changes

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