2012/10/08 月曜日
最近掲示板とショーの両方で話に聞いた時に気づいたんだけど、Pathfinder Societyのシナリオがだんだん難しくなっている。世界の様々な地域で巻き起こるTPKに関する恐ろしい物語を耳にした。ひょっとしたらそいつらとの戦闘を助け、新しいプレイヤーに手を差し伸べ、ベテランが作る低レベル・キャラクターを救ったりするかもしれない、役に立つことを示すことになるだろう選択肢を見ていくことにしよう。
この仕事の前にVenture-Captainをやっていた頃、うまかったのは南西にいる様々なプレイヤー達に会えることだった。ひとりひとりみんなが、長所と短所を持っている。ジョージア州にいた時から私が知っているルールに最も詳しいプレイヤーの一人は、Jordan Jamesだ。彼は私がGMをしたほとんどの卓で生き残った。そのほとんどは、私が今までほとんど1回しか使ったことがなかったか、そもそも聞いたことさえない装備品をうまく使いこなしたからだ。容易に生き残る事ができる装備品について彼とは話をした。特に低レベルのキャラクターにおいてだ。この話は、昨年Pathfinder Societyロッジの掲示板におけるジョージア州スレッドで行われた。
この後何週間かJordanと話をした後、彼は低レベルのキャラクターが生き残るか、それとも期待よりも早くファラず間に合うことになるのかを分けるかもしれない、いくつかの注目に値するアイテムについて、彼の考えを共有することができた。
Jordanは以下のように助言してくれた。「僕の見つけたとんでもなく使いやすいアイテムの、簡単なリストがある。それは時には劇的に作用し、準備していなければTPKにうまく変わるかもしれない状況に備えることができる」
「(多分いっぱいあるだろうけど)漏れがあれば返信してほしい。唯一の目的は、仲間の冒険者と助け合うためのスレッドを提供することだから。これを描き上げるのは少しは楽しいけれど」と彼は綴っている。
さて、苦境(あるいはもっと頻繁に起こる苦境でない状況)で役に立つ素晴らしいアイテムでよく知られていないものはなんだろうか?
エリクサー・オヴ・スピリット・サイト / Elixir of Spirit Sight (1,000 gp): Pathfinder Adventure Path #38: "七本槍の街 / City of Seven Spears"より。1,000gp で1分の間、シー・インヴィジビリティだけじゃなく、武器と防具にゴースト・タッチ特性が! 非実体の存在は【筋力】吸収と防具無視、それにダメージ半減でうんざりだろう? この素晴らしい薬を持って街に出向くとしよう。
錆止め / Bladeguard (40 gp): Advanced Player's Guideからそのまま持ってきてキャラクターの持ち物候補にいつも入っている。この透明な軟膏は粘体、ラスト・モンスター、その他武器を錆び付かせたり溶かしたりする有害な効果から武器を守る。塗ってから24時間もその武器に耐性を与えるのだ。1ビンで両手武器1つ、片手武器か軽い武器2つ、50本の矢弾を覆うことができる。使うのに1全ラウンド必要。水とかの液体に浸すとこの効果は洗い流されてしまう。コストの割にかなり役に立つよね。
ポーション・オヴ・フェザー・ステップ / Potion of Feather Step (50 gp): Advanced Player's Guideで有益な呪文であり、役に立つからビンに詰めていこう。10分間、移動困難地形を無視し、そこで5フィート・ステップまでできてしまう。ってまじかよ! まじめな話、パーティにウィザードとかいる? やばい奴がウィザードを驚かせうるストーン・コール、スリート・ストーム、その他"制御"呪文を放ってくることだってあるだろ? そのとき君がそこに迎えないときだってあるわけだよ。こんな時にはこの一ビン(フリー・アクションで後に空ビンを投げつけたっていいよ!)。こういった類いのウィザードは、頭がよければ手元にこいつを何本か持ってるだろうね。
ポーション・オヴ・インヴィゴレート/Potion of Invigorate (50 gp): 疲労状態や過労状態にしてきたりで君の耐久力を徐々に奪うクリーチャーと戦うことになったとき、このポーションは哀れな定命のものの弱点を消し、10分もの間それらから来るペナルティを無視してくれる。もちろん効果が切れればペナルティだけじゃなく、肉体の限界を超えたことによる追加のd6ポイントの非致傷ダメージがやってくるわけだけど――でもまあ、肉体の限界を超えて勝敗を分ける一手って奴はそんな簡単な方法じゃないよね! でも正直、10分もペナルティを無視できるなんて、50gpとしてはびっくりだよね。
ポーション・オヴ・ディレイ・ポイズン/Potion of Delay Poison (300 gp): 300gpは大金とは言えないけど、まあまあの金だ。君を毒に侵すことが勝利を左右するとして、毒を取り除く闘いにあなたが打ち勝つまで座り、うめき声を上げ、待ち続けるのが一時間後になるわけだ。耐毒剤に似てるけど、セクシーだ。
遮光ゴーグル/Smoked Goggles (10 gp): メドゥサ、バジリスク、その他凝視を使う敵は最悪だ。君にできるのは目をそらすか(凝視を50%の確率で回避できるが、そのラウンド20%の失敗確率)目を閉じるか(凝視に完全耐性を得るが、最悪なことに完全視認困難を提供してしまう)。回答はこちら。この安くて汚れたゴーグルは、凝視に対するセーヴィング・スローに+8の状況ボーナスを提供し、20%の失敗確率を受ける(あと〈知覚〉判定に-4ね――戦闘中にこれを使わないといけないなら、交渉決裂だね)。Advanced Player's Guideの便利グッズの一つ。
気付け薬/Smelling Salts (25 gp): Advanced Player's Guideの便利グッズの最後のエントリーは、便利な気付け薬だ。この鋭い臭いがする灰色の決勝は意識を取り戻させる効果がある。気付け薬は意識不明状態やよろめき状態にしてしまっている呪文や効果に対し、新しいセーヴィング・スローを提供する。瀕死状態の相手に気付け薬を煎じて飲ませば、即座に意識を取り戻してよろめき状態となるが、依然として血止め判定を毎ラウンド行わなければならない。標準アクション(や他の激しい行動)をとれば、行動の後に1ポイントのダメージを受けてまた意識を失う。気付け薬の容器は使用後に栓をする必要は歩けど何服分も収められる。でも空けておくと数時間でなくなってしまうよ。なかなか気が利いてるね。
レッサー・ブレイサーズ・オヴ・アーチェリー/Bracers of Archery, Lesser (5,000 gp): この手首スロットのアイテムはボウの《習熟》を提供し、命中に+1ボーナスもくれる便利なものだ。隠れたポイントが全てのボウ(クロスボウは除く)に《習熟》させてくれるところ。ボウの《習熟》を持っていなかったりショート・ボウしか制限のために《習熟》していないキャラクターも、特技を節約して5,000gp払うだけでハッピーになれる!
種々のエリクサー/Elixirs (250 gp): よく知られたものだけど、たった250gpで〈軽業〉〈知覚〉〈隠密〉〈水泳〉判定に+10の状況ボーナスを与えてくれる。手軽だけど、泳ぐ場合には後述するタッチ・オヴ・シーのポーションのせいで影が薄くなってるってことも注意ね。
ゴーレムベイン・スカラベ/Golembane Scarab (2,500 gp): この首スロットのアイテムは60フィート以内にいるゴーレムに反応し、武器、素手攻撃、肉体攻撃におけるDRを無視できる。こいつは役に立つ一品だぜ!
パスファインダーズ・ポーチ/Pathfinder's Pouch (1,000 gp): Seekers of Secretsから持ってきたこの品は、2立方フィート以内の10ポンドまでのアイテムを入れておくことができる、小さなバックだ。何が特別かって? ディテクト・マジックに反応しないんだ――このおかげでPathfinderは護衛、税関、無作為な探索からほとんど心配なく、重要名アイテムや危険なアイテムを安全に保つことができる。このポーチは開いた状態でひっくり返して降っても、合言葉が発声されない限りこの余剰次元にあるものが落ちることはない。
ポーション・オヴ・ビストウ・グレイス/Potion of Bestow Grace (400 gp): 善のキャラクター専用だけど、こいつは(パラディンじゃない)【魅力】修正値が正のレアキャラにとってはうまいボーナスを提供してくれるぞ。4分の間、【魅力】修正値に等しい清浄ボーナスを全てのセーヴィング・スローに与えてくれる。善であることを考えさせるに十分なほど、いいアイテムだ…そう十分なほど…
オイル・オヴ・ウェポン・オヴ・オー/Oil of Weapon of Awe (300 gp): 3分の間、武器がダメージ・ロールに+2の清浄ボーナスを得られるだけじゃなく、この攻撃がヒットしたクリーチャーは、セーヴに失敗すると1ラウンドの間不調状態になる。肉体武器には使用できない(素手打撃には使用可能)けど、武器を持って戦うなら言うこと無しで、矢弾を撃つのもOKさ。愛すべきAdvanced Player's Guideの呪文の一つ。
ポーション・オヴ・タッチ・オヴ・シー/Potion of Touch of Sea (50 gp): ほんの50gpで30フィートの水泳移動速度と、〈水泳〉判定に+8の技量ボーナス、気を乱されたり危険にさらされた際に行う〈水泳〉判定でさえ出目10をとれる能力、さらには水泳しながら疾走アクションを行える能力まで得られる。これはあわれなエリクサー・オヴ・スイミングを部屋の隅っこに追いやるに十分だけど、水中で息ができるわけじゃないという差し止め請求には、持続時間は1分しかないので封印する前によく考えてね。
以下はPathfinder Society Field Guideから。
エア・クリスタル/Air Crystals (50 gp): ボトル・オヴ・エアの個人向け安価版。水中とか真空とか、空気を奪われたと気付いたことは? 口の中でこの美しいものを砕けば、逃げ方を考える間の一分間、呼吸することができる(クリスタルを噛んでるから、会話はできないけどね)。
コンフォート(鎧の特殊能力)/Comfort(5,000 gp): まあまあ。分かった、(鎧の強化ボーナス・スロットに数えられない)5,000gpを払うことで、鎧はいつだってきれいで、暑い天候でもペナルティを受けず、寒い地域では防寒具と見なされ、鎧の判定ペナルティを1だけ減少させる(最低1)。そして鎧の種類にかかわらず、軽装鎧のように身につけて眠れるのだ! 女神よ、鎧を着ていないときにひどい目に遭う人にとっては、素晴らしい解決策だろう!
ドゥウェオマーズ・エッセンス/Dweomer's Essence (500 gp): 術者必見! 500gpでこんな粉一封を買うなんて正気の沙汰とは思えないだろう。だがそれも、このアイテムを追加の物質要素として使用することで、呪文抵抗を通すための術者レベル判定に+5のボーナスが得られると知るまでの話。注文対応型のロッド・オヴ・ピアシング・スペルみたいなもんだけど、必要なときにいつでも使えて、本気で命中させたい時には《呪文先鋭化》特技と累積するのが違う。あとロッドを手にとるアクションもなければ呪文修正に必要な追加レベルもない。500gp支払うだけでこんなに素晴らしいことができるのだ。だから呪文構成要素ポーチに入れて楽しんじゃえよ!
フォーチュネート・チャーム/Fortunate Charm (3,000 gp): ダイスの目が悪い事によるひどい痛みを和らげるものはなんであれ素晴らしい。この首スロットの装飾品は技能判定や精神集中判定の失敗を、1日に1回軽減してくれる。この手の判定に失敗すると、大抵ひどい状況に追いやられるのだから、この愛すべき一品に3,000gp支払うのは悪い話じゃない。
ルーンストーン・オヴ・パワー/Runestone of Power (2,000 gp): おお、大金だな! ウィザードがパール・オヴ・パワーで追加呪文を得ているのを羨ましく見たことはないかな? そう、バードやインクィジター、オラクル、ソーサラー、サモナー諸兄、汝に幸あれ! パール・オヴ・パワーの2倍もかかるとはいえ、1日に1回(もちろんルーンストーンごとにだ)ルーンストーンの能力に見合うレベルの呪文を発動するのだから、それは1日の呪文数制限に引っかかりはしない。
ポーション・オヴ・ストールワート・リゾルヴ/Potion of Stalwart Resolve (300 gp): 救助用の新クレリック呪文! このポップで小さな宝物ごとに3ラウンドの間、選択した能力値一つの能力値ダメージとペナルティを無効化する(能力値の最大値と等しくなるまでの間。その場合はふらふらになったままだ)。時間は短く能力値吸収を守ることはできないけど、酷い能力値ダメージをふるい落として戦闘に復帰する必要があるのなら、こいつが必需品だ。
以降はAdventurer's Armoryから。
ウェポン・コード/Weapon Cord (1 sp): ゴミみたいに安いけどめちゃくちゃ便利! 武器落としをされたり武器を落とした時、それが隣接したマスより離れることはなく、即行アクションで手に戻すことができる。紐で結ばれた手で別の武器を持てるわけじゃないよ。あと、紐を外すのは全ラウンド・アクション(解く)か移動アクション(切る)かが必要。弓から離れたくないアーチャーには朗報だ。
バネ装填式鞘(手首用)/Spring-Loaded Wrist Sheath (5 gp): ダガー、ダーツ、ワンド、その他同じくらいのサイズのもの(肘から手首くらいまでの長さくらい)のものを、即行アクションで取り出すことができる。こいつが素晴らしい単純な例を一つ紹介しよう。友達が20フィート離れたところで瀕死状態だとする。君は移動してワンドを取り出し、アクションが足りなくなって、友達は足元で息絶える。この鞘を使えば、君は移動して素早い身振りでワンド・オヴ・キュア・ライト・ウーンズを取り出し、友達の命を救う。
耐病薬/Antiplague (50 gp): 病気にかかるのは本当にやばい。病気になるかもしれない場所に入ることが分かっているなら、こいつを使おう。1時間の間、病気に対する頑健セーヴに+5の錬金術ボーナスを得られる。さらに、すでに病気だったなら、(+5のボーナスは得られないものの)2回のセーヴを行うことができ、快方に向かうことができる。持ってて便利な一品。
防虫剤/Vermin Repellent (5 gp): 完全な防御とは言えないが、蟲や蟲のスウォームは使用者の接敵面に入るためにDC15の頑健セーヴを行わなければならない。4時間続くってのも悪くない。
オールナイト/Allnight (75 gp): 「ハーブ」とか「闇商人のアイテム」とかをお勧めしよう――私はこのガイド記事が大好きだ! オールナイトは8時間の間疲労状態の効果をシャットオフする。全ての技能判定に-2を受ける上、効果時間が過ぎると過労状態になるわけだけど。朗報だ。この薬少々とポーション・オヴ・レッサー・レストレーションを組み合わせれば、きみはEnergizer Bunny(訳注:北アメリカのエナジャイザー・バッテリー社のマスコット)だ。
で、一般的な役に立つアイテムがこちら。
ポーション・オヴ・ブラー/Potion of Blur (300 gp): そう、たった20%の失敗確率だ。しかし3分の間いくつかいいボーナスが得られる。一つ目、視認困難により、急所攻撃のような精密性によるダメージは、相手が特別な特技を持っていない限り機能しなくなる。二つ目、こそこそするのが好きなら、こいつは「見られていても隠れられる」薬になる。だって隠れるために必要な視認困難を提供してくれるんだから。
オイル・オヴ・アライン・ウェポン/Oil of Align Weapon (300 gp): 悪/善/秩序/混沌の種別を持つDRを通す武器が必要なら頼りになる呪文だ。使用して3分持続するから、近くにいると知っているなら、戦闘の前に使えば十分持つだろう。
ポーション・オヴ・リムーヴ・シックネス/Potion of Remove Sickness (50 gp): 10分の間、病気と婦長状態、それに吐き気がする状態に対するセーヴに+4の士気ボーナスを提供する。あるいはこの呪文の持続時間の間、すでに発生しているこれらの硬貨を抑制する。不調状態は鬱陶しいけど、病気やとりわけ吐き気がする状態なんて、本当に君を無力化してしまう。だからこいつは救世主だ。メモ:吐き気がする状態の時は標準アクションを行えないので、君のターンを使って吐き気がする状態の仲間の喉に流し込むか、差し出しておいて仲間に同じことをしてもらうかしないといけない。
ポーション・オヴ・ニゲイト・アロマ/Potion of Negate Aroma (50 gp): 鋭敏嗅覚を持つものから逃げるのは、隠密型のキャラクターには本当にしんどいことだ。そこでこのポーションと仲良くやろう。1時間臭いがない偵察になることができるぞ。臭いがするものに新しく触れるまでだけど。
とりわけUltimate Equipmentにはさらに便利なものが歩けど、 持ち出して見せたいのは少しだけだ! 他の素晴らしい選択肢をコメント欄に書いて、みんなで1~2回追加の遭遇を生き延びようぜ!
Mike Brock
Pathfinder Society Campaign Coordinator
Pathfinder Society Survival 101
元記事:http://paizo.com/paizo/blog/v5748dyo5ldyp?Pathfinder-Society-Survival-101
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翻訳終わった!
実に一週間もかかった記事! いやー大変でした~
いつもはこの手の長い記事は翻訳を断念するんですが、今回の奴はプレイヤーの人が悩むところを助けられるかなーと。
Pathfinder RPG、キャラ作成で悩むところは数あれど、「いっぱいアイテムあって何買えばいいか分からん」ですからのう
翻訳して、確かにと思ったのはポーション・オヴ・ブラー。いつでも〈隠密〉できるのか…言われてみればその通り。急所攻撃無視は分かってたんだけどねぇ
困ったあなたは上記のアイテムを買うといいかもしれません
まあ、エア・クリスタル使う遭遇は結構大変そうだけど…
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