2013年2月16日土曜日

サンドポイントの秘密が暴かれる

2013/02/12 火曜日

Erik MonaがPathfinder comicの追加コンテンツを書くことに興味があるかと私に問うた時、私は嬉しくて忍び笑いをしそうだった――これは私が何年もかけて組み上げてきたサンドポイントの秘境について、情報を得る素晴らしい作業となるだろう。私はときどきなんとかして、アドベンチャー・パス製品群にサンドポイントのいいところを手に入れてきた。最近で言えば、"翡翠の宰相 / Jade Regent"の第一巻と、2冊のゴブリンを主題に据えたFree Day用アドベンチャーだ("俺達もゴブリン! / We Be Goblins Too!"をご確認あれ! こいつはもうちょっとで君の近所にあるゲームショップにやってくる!)。しかし私はこのゴラリオンお気に入りの町やその周囲の地域について、常々もっと話したいと思っていた。

このむず痒さを解消する方法の1つは自宅でサンドポイントのキャンペーンをすることだ。何年もの間、私は9人(わーお!)のPaizo信奉者を相手に"サンドポイントの影 / Shadow Under Sandpoint"を行なってきた。そのキャンペーンで彼らは"レッド・ビショップ / Red Bishop"の邪悪な陰謀やこの地に住まうグールのかず、あるサンドポイントの邸宅に隠された秘密、"ぶった斬り野郎 / Chopper"や奇妙な"サンドポイント・デヴィル / Sandpoint Devil"のウラに眠る真実などなどについて学び始めた。

でも今、このグループは2つに分かれ、どちらも"蠍の王ロヴァググ / Scorpion God Rovagug"のカルトと対決するため、サンドポイントを離れ"オシーリオン / Osirion"に行ってしまった。

Pathfinder comicに話を戻そうか。

コミックの各号に、サンドポイントを取り巻く内陸地域の情報を追加で記載した。"内海地域 / Inner Sea region"に比べ、サンドポイントの内陸地域はずっと小さいものの、Paizoの他の人に誇りに思う通り、1~11レベルのキャンペーンを組み上げるだけのいくつものプロット素案を持っている。コミック用コンテンツを各才にはキャンペーン向けに考えたプロット素案から引っ張ってくるけど、何年も前にこの地域について頭の中でいじくり回した考えや要素を書き出すチャンスでもある。

だから! もしサンドポイントやその〈知覚〉でキャラクターに冒険させようと思ってる(おそらく"ルーンロードの復活 / Rise of the Runelords"キャンペーンの間を補うとか)とか、単にPathfinderキャンペーン・セッティングの始まりの地を知りたいというのなら…Pathfinder comicを見る以上のものはない! ここから、このコミックの最初の6冊のコンテンツの簡単な一覧を造っておいた。まだ全部が発売されているわけじゃないから、密かに紹介にもなるってわけだ!

Pathfinder Issue #1:第一巻はサンドポイントの街のガイドブックで始まっている――"ルーンロードの復活"を持っていなければ、新しいPCが知りたいと思うサンドポイントの情報がまとめられた素晴らしいものとなる。GM用には3ページにわたるシナリオフックがあり、そこにはサンドポイント・デヴィル、快楽殺人鬼"ぶった切り野郎"、"オールド・ライト / Old Light"の遺跡などの追加情報も入っている。保安官Belor Hemlockと司祭Abstalar Zantusのデータも掲載。さらに本コミックのスターである、セオニ / Seoni、ヴァレロス / Valelos、エズレン / Ezren、メリシエル / Merisielのデータで締めくくっている。

おおっと忘れていた! コミックの各巻には10×16のポスターマップとともに短い遭遇が記載されているのだ! この号では、遭遇はサンドポイントのうち捨てられた砂浜だ。そこではゴブリンの一団がよからぬことを企んでいて…

Pathfinder Issue #2:第二巻では、サンドポイントから内陸地域に焦点が移る。"シャンクの森 / Shank's Wood"として知られる小さな森の全貌が記されている。2ページに渡るこの地域の案内では、周辺のゴブリンが「シャンクの掘っ立て小屋 / Shankshack」と呼ぶ気味の悪い建造物での遭遇を記載している。ゴブリン達の敵であるシャンク / Shankという名の男性が思い切って中に入ろうとする。もちろん、訪問者がシャンクの掘っ立て小屋のことをすぐに学ぶように、ゴブリンの敵はあなたの味方であるとは限らない! このコミックの残り2名のスターであるカイラ / Kyraとハルスク / Harskの能力値が本誌で掲載され、恐ろしいシャンクの掘っ立て小屋とその周りにある森を書いたポスターマップがついてくる。

Pathfinder Issue #3:この回では、私が昔やっていた"サンドポイントの影"キャンペーンからメモを掘り出して、"貧乏人の墓 / Paupers' Graves"に引かれていたカーテンを引っ張り、サンドポイントからさほど遠くない"喪失海岸 / Lost Coast"にある、ぽつんとあるが捨てられたわけではない墓地を持ってきた。墓地の中で"貧乏人の墓"が地中に死体を入れておくのに最高であると言うわけではない。そして本書にはこの地域におけるおぞましい主、Jediah Khelnの領域を掲載したポスターマップと遭遇が入っている。特典として、何年もの間"グール・ハウンド / ghoul hounds"と呼んでいるアンデッドの犬のデータを掲載した。しばらくはこいつをBestiaryに入れようとしてたんだけど、外されたままになってたので、ここに書き込むことにしたんだ。この始まりの地で、彼らを無名のままにしておいた仲間達のキャラクターを麻痺させることができたって報告できて幸せでならない。あー! いい報復だった。

Pathfinder Issue #4:今や我々はサンドポイント内陸部の西端、"苔森 / Mosswood"までたどり着いた。この巻ではこれらゴブリン(ともっとまずい奴ら)がはびこる森の案内に目を向けている。その中でも特に4つの代表的な遭遇エリアが記されている。それらの1つ、現在では"蜘蛛の石 / Spider Stones"として知られる"ゴズレー / Gozreh"の失われた寺院は本書の遭遇として記されている。蜘蛛の石で戦うと期待されるモンスターとして思い浮かべる奴をお送りしよう。特典として、ドルイドの象徴キャラクター"リニ / Lini"とその忠実なスノー・レオパルドの"ドローガミ / Droogami"のデータも掲載している!

Pathfinder Issue #5:今回、このコミックの衝撃的で捻れた筋書きのおかげで、私には"炎の奉献 / Burnt Offerings"に戻ったり最初のアドベンチャーで全部を冒険できなかったところを拡張する機会が与えられた――邪悪と"ラマーシュトゥ / Lamashtu"の変異をもたらす水だ。この水を大量に飲んだときに何が起こるかというルールを掲載している。そして苔森の"ブラッドファング・ゴブリン / Bloodfang Goblins"との4ページにわたる遭遇も入っている。そこには彼らの指揮官"大族長ウォルタス / Big Chief Wortus"のデータが掲載されレ手いる。彼はラマーシュトゥの邪水を用いた計画を練っていたラマーシュトゥのクレリックだ。


Pathfinder Issue #6:最初の物語の筋は#6巻で終了する。そしてこのコミックの重要な要素としてラマーシュトゥのカルトが現れてから(実際、"炎の奉献"も同様だ)、私は何年もの間言外にほのめかしていたものを探索する機会を提供している――デーモン・ロードであるラマーシュトゥと"パズズ / Pazuzu"が喪失海岸に興味を持つ理由だ。そして今回はラマーシュトゥの寺院での遭遇が入っている――寺院はヴァリシアにおけるモンスター中のモンスターの強力なクレリックの1一体が所有する個人的な寺院である!

最初のPathfinder Comicの6巻はグラフィック・ノベル装丁で、2013/4月から購入できるぞ!

James Jacobs
 Creative Director
Secrets of Sandpoint Revealed
元記事:http://paizo.com/paizo/blog/v5748dyo5lefq?Secrets-of-Sandpoint-Revealed
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Pathfinder Comicの情報一覧。

新年会で位坂さんに見せていただいたのですが、ヴァレロスがひどい扱いで吹いたw

世界観をルールブックだけで表現するのはいささかしんどいので、漫画や小説で補完してるんでしょうねぇ

で、小説はとても読めないので(^^;
漫画だと、「よく分からんが楽しい」とかもあるし

中にプチ遭遇が1つはいっていたり、世界設定に関する情報が入ってたりするのもいいですよね

PDFで欲しい…(探したけど売ってないっぽい)

と思ったら、なんかハードカバーでまとまるのかな? こいつがPDFで出れば…

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