2014年3月8日土曜日

Pathfinder Battles Preview: 寒気(戦争)の中から

2014/01/07 金曜日
(訳注:原文通り)


今、シアトル・タコマ国際空港のB1ゲートに座って、この金曜の朝に執筆しているところだ。オースティンに渡しを運んでいる飛行機を待ちながらね。この街で渡しのお気に入りのPathfinder著者の一人、Brandon Hodgeと計画を温めるため多くの時間を過ごす予定だった。Brandonはファンお気に入りの冬の支配 / Reign of Winterアドベンチャー・パスの第5巻「ラスプーチン死すべし! / Rasputin Must Die!」を書いた、狂気の天才なんだ。

バーバ・ヤーガズ・ハット / Baba Yaga's Hutの魔力でアドベンチャー・パスの英雄達を様々な奇妙な世界に送るというアイデアを持って行った時、魔女の母 / Mother of Witches'の本当の故郷――ロシア。ご存じの通り、地球のね――を用いるというアイデアを私達の誰かが思いつくってのは、きっと避けられないことだったんだろう。

私達のようなオタクの部屋でロシアに言及すれば、誰かがラスプーチンを思いつくのも時間の問題だ。みんな、プレイヤー・キャラクターがラスプーチンに出会う(そしてもちろん殺そうとする)というアイデアにわくわくしたものだ。それがPathfinderブランドにいいか悪いかを考えて止めるなんてことは、今まで本当になかったのだ。自分の血がたぎった。この製品群の60以上のシナリオを予期せぬ方向に曲がらせる方法だった。

私達は恋に落ちていたのだ。戻るには遅すぎた。それに戻りたいとも思わなかった。でも議論の余地がある考えだって事も知っていた。ほとんどのゲーマーが「歌狩り深い」基本的な考えを持っているって事も。正しい考えを得られるように仲間を納得させ、正しい考えを持つと言うことは、正しい著者を得るということだった。

すぐにBrandon Hodgeのことを考えた。強力なシナリオデザイン能力を持ち、全方位型のプロで人当たりのいいやつでもあるBrandonは、既に現実世界の事実や神話を背景にした広範なセンスを含む、キラーシナリオや記事を書いてきた。彼は私達のものだ。

シナリオがやってきた。それは本当に、本当に人気だった――キングメーカー / Kingmaker以来、最も話に出されたシナリオだ。

数ヶ月後、私達は冬の支配アドベンチャー・パスをベースにしたフィギュア群を作ることを決定した。そしてこのセットに現実の第一次世界大戦頃のフィギュアを入れる可能性が高まってきたことに、目を向けねばならなくなった。一度きりの変わったシナリオを読み、プレイするのは楽しめるって事は分かっていた。でもミニチュアのコレクションに入ったら永遠にそこにある。

"リッチ / Lich"や驚きの"クロックワーク・レリクァリィ / Clockwork Reliquary"もキャンペーンに一度しか出ないかもしれない。でもまた道錠に乗せるため、使い方を想像するのはそこまで難しいわけじゃない。

でも、銃とガスマスクを持った奴は? 手に入れてどれだけ使い道があるというんだ?

だから私は冬の支配に現代のフィギュアをいくつは入れる必要があるかを知りたかった。そんなに多くは入れることができない。だから仲間を説得するのはそこまで難しくはない。だからそいつらは価値あるものでなければならなかった。

本当にすごい奴じゃないと駄目だったんだ。

今週、努力の成果をご覧に入れよう。今まで作った中で最高のシナリオの一つを運用する舞台で用いることを考えたら、このフィギュアを君が使い、評価してくれればと思う。こいつらを全く使うことを望まない人は、必要な悪役だけでも気に入ってくれればと思う。

悪役と言えば、"ラスプーチン / Rasputin"だ。

これがその人だ。"グリゴリー・ラスプーチン / Grigori Rasputin"。殺されないロシアの祈祷僧。冬の支配アドベンチャー・パスの主要な悪人でもある。地球の歴史から引き出されているけど、「現実」の者過ぎるって分けじゃない。だから"ラスプーチン"は格好いいコートを着たウィザードやクレリックにもなるだろう。"ラスプーチン"は中型の、レアフィギュアだ。

ここに持ってきたのは、"第一次世界大戦のロシア兵 / Russian Soldier of World War I"。ガスマスク。ライフル。ハンド・グレネード。ガスマスクと長いコートは、"ロシア兵"にファンタジー設定の場所からは全くもって別世界の雰囲気を与えている。ま、そもそも、ロシア人だからね。"ロシア兵"は中型の、コモンフィギュアだ。

灰色のコートに羽根飾り、格好いい帽子に大きなマシンガン。こいつは"ロシアのマシンガン使い / Russian Machine Gunner"だ。この中型フィギュアは、コモンのレアリティにおいた。

今日最後は"ポルコヴニック・ラヴレンチー / Polkovnik Lavrenti"。ナイトメアに乗ったデュラハンの戦士だ。馬の透明プラスティック効果とサドルからぶら下がった頭を見よ。ぞっとするね! こいつに現代風の要素を見るのはかなり難しい。だからどのキャンペーンの卓上にも投げ込めるし、恐怖におののくプレイヤーを見ることができるだろう。いいね。"ポルコヴニック・ラヴレンチー"は大型の、レア・フィギュアだ。

というわけてこれらが本セットにおける現代風フィギュア全てだ。来週はもっと公開していくよ。まだまだモンスターはいっぱいだ!

Erik Mona
Publisher
Pathfinder Battles Preview: In from the Cold (War)
元記事:
http://paizo.com/paizo/blog/v5748dyo5lfxo?Pathfinder-Battles-Preview-In-from-the-Cold
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冬の支配と言えばロシア
そう考えてしまうほどに、あのシナリオの衝撃は凄まじかったですね^^;

そしてフィギュアになってしまったロシア兵
"ラスプーチン"もデュラハンもおっかないけど、ロシア兵が大量に並ぶとなんか面白い…


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