2012/08/24 金曜日
今年Paizoにとってすばらしいものを成し遂げて、我々はGen Conから帰ってきた! 新しいPathfinder Battles塗装済みプラスチック製のファンタジー・ミニチュアの反応を受け取ることができてとても嬉しい。何時間もの間、私とGen Con常連客は、展示ホールの開封されたフィギュア達に囲まれていた。コンベンションでスロット毎に運営された95卓を超えるPathfinder Societyを横目に、このフィギュア達(と新しいBestiary Box Pawn)を見ていた。
特にPathfinder Battlesセット第一弾、Heroes & MonstersがBest Miniturers Productでgold Gen Con/ENnieアワードに輝いたことが嬉しくてたまらない。最初に世に出したときに誇りに思ったように、私の視点からPathfinder Battlesセットはだんだんよくなっている。だから来年、Rise of the Runelordsと次の"砕けた星 / Shattered Star"ミニチュア・セットが評価され投票されることが楽しみでならない!
日曜までにRise of the Runelordsミニチュアを全て売り切ることになる。ある特定のフィギュアを入手するためやすばらしいPathfinder Battlesミニチュアのコレクションをそろえるために、何人ものゲーマーがブースターの山を2~3度手に取る姿を見ることができて非常に嬉しい。新しいフィギュア4つ入りの標準ブースターという形式に対する反応は非常に好意的なもので、昨年、個人的に多くの世話を焼き汗を注ぎ込んだ製品に興奮する人々を見るというのは本当にいいものだった。我らがパートナーのWizKidsも同じことを感じているように見えてたまらなかった。みんなの支援のおかげで、両方のコンベンションは今までで最高のものになった。
もちろん、Rise of the Runelordsフィギュアを愛するように、これからその若くより熱を持った従兄弟、"砕けた星 / Shattered Star"に多くの時間を費やしていく! このセットには55ミニチュアが入っていて、2013年1月のリリースを予定している。ちょうど"砕けた星"アドベンチャー・パスの最終巻の出版と同時になる!
"砕けた星"はアドベンチャー・パスが進行するのと同時期にそのアドベンチャー・パスをサポートするミニチュア・セットを作成する初めての機会になっている。この計画に関連した問題点について以前の記事で話した(ミニチュア製品が関連するリードタイムが極端に長くなるのをうまくこなすために、多くの決定をずっと早くやらないといけない)。しかしこの進め方のすばらしい点の一つに、このセットから少しのミニチュア(そしてこのアドベンチャー・パスの概要も)しか見せられないという点がある。これらは今まで塗装済みプラスチック製ミニチュアとしてリリースされたことなんて一度もないんだから。
今日のフィギュアを引っ張っていくのはこいつ、"カリアティード・コラム / Caryatid Column"だ!
このクリーチャーはファンタジー・ゲームで長い歴史を持つが、そのインスピレーションは長い間歴史の中、ああと、歴史にも現れていた。カリアティード――コラム(訳注:石柱の意)は乙女の別の呼び方だ――は古代ギリシャの時代から建築手法の一つだった。その活用は少なくとも紀元6世紀に遡る。数年前のGen Con UKのあと、ロンドンに訪れている間に大英博物館に行き、もっとも有名なカリアティードの一つを見ることができた。その彫刻は本当に写実的で、その像が身につけていた石のドレスは触れば柔らかく、まるで現実の女性が着た本当の布のように見えたんだ。
幸運なことにPathfinder Roleplaying Gameでは、カリアティード・コラムは実際に現実のものとなり、低レベル(近辺)の人造としてほぼ最適なものとなった。さらに彼らを攻撃するとPCの武器を破壊することになる。これはGMにとっていつも面白いことだ。
カリアティード・コラムを"砕けた星"セットに入れると決めたとき、Pathfinder Bestiary 3のイラストを確認した。十分すばらしいイラストではあったが、本物にインスピレーションを受けたカリティアード・コラムを見たときに楽しみにしていた服の効果が幾分足りない。そこで古代の世界から実際の現実に存在したカリティアード・コラムをその造形の基本とするよう、WizKidsの造形士にお願いした。できあがったフィギュアは、Bestiaryのイラストに描かれたものそのままよりもいいものになっていると思う。
「石柱形態」をとったカリティアード・コラムのフィギュアの造形によって、このミニチュアはゲーム卓に置かれた柱の役割も担うことができる。自分のダンジョンでこいつら(いや彼女らという方がいいかな)を一列に並べたいものだ。単なる柱であることもあれば、英雄達の到来を注意深く待ち構えるモンスターであることもあるだろう。誰が知っているだろう? ああ、もちろん私は知っている。それこそ、GMをやるのが好きな理由の一つだ。
最後に、私はいいやつだし、この記事を見た人の何人かが舌打ちして「それがどうした、柱だろ」って思ってると思うから、もう一つみんなに紹介しておこう。
紳士淑女の皆様、こちらが"ナイト・ハグ / Night Hag"になります!
それでは来週まで…楽しい夢を!
Erik Mona
Publisher
Pathfinder Battles Preview: A Very Important Column
元記事:http://paizo.com/paizo/blog/v5748dyo5ldur?Pathfinder-Battles-Preview-A-Very-Important
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カリティアード・コラム登場~
マップにガーゴイルとかこの手のクリーチャーを並べると、みんな異常に警戒するので大量に欲しいところ
意識させるが故の配置を考えるのも楽しいけど、ついつい無精してしまうんですよね~
造形も細かくて、石像らしい雰囲気もしっかりあるしいいですねぇ
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