2012年9月26日水曜日

命にかかわるFAQ

2012/09/25 火曜日

 実のところ、今週何冊もの本を印刷所に回そうとしているので、会社はおっそろしく忙しい。この時間は短いが甘美なものとなるだろう。

 《二刀流》を使用して自身のターンで2つの武器を用いて攻撃したなら、次のターンの開始時まで、機会攻撃に対しても二刀流によるペナルティを受けるのでしょうか? このペナルティはどこまで持続するのでしょうか?

 そうではない。このペナルティは両方の武器で攻撃することのできる全力攻撃アクションが完了すると、すぐに終了する。いかなる機会攻撃で合っても、通常の攻撃ボーナスを用いる。一般的に言えば、自身のターンに生じた攻撃ロールにおけるペナルティは、(《強打》を使用したときのペナルティなど)特別な記述がない限り、機会攻撃まで継続することはない。

 自分の間合いにある物体を拾い上げたり操作したりすることはできますか? この行為は機会攻撃を誘発しますか? 例え自分の接敵面を間合いに収めていないが物体を間合いに収めた敵に対しても、この機会攻撃は誘発するのでしょうか?

 このルールは少々ぼんやりしたものだが、簡単にするために、自分の接敵面の中にある物体とクリーチャーに効果を及ぼすことができるとする。物体を持ち上げたり操作する行為は、一般に機会攻撃を誘発するが、自分の接敵面を間合いに収めている敵のみが誘発される。間合いに収めていない敵に対して機会攻撃を誘発させることはできない。それはたとえどのようなアクションを取ったとしても、機会攻撃範囲を間合いに収めていたとしてもである。このような場合では攻撃を許可するとすることは、現実的な対応にすぎないと思うかもしれない。しかしゲームを複雑にし過ぎることがないようにこのようにした。

 他の敵を間合いに収めるために、《薙ぎ払い》特技を使用した攻撃の間に5フィート・ステップを行うことはできますか?

 できない。《薙ぎ払い》は特別なアクションであり、このアクションが行える条件は、アクションが開始した瞬間に確認される。その時点で、全ての適切な目標が互いに隣接していて間合いに入っていることを確認する。このアクションの途中に5フィート・ステップを行い、再度条件を確認することはできない。攻撃の開始時に間合いの中にいて互いに隣接している2体の目標がいないなら、《薙ぎ払い》を使用した攻撃を試みることさえできない。

 さて、いくつかはっきりしてきたこともあるんじゃないかな。じゃあみんなまた来週。

Jason Bulmahn
 Lead Designer
FAQs of Life
元記事:
http://paizo.com/paizo/blog/v5748dyo5ldx5?FAQs-of-Life
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 FAQが多いってことはネタ切れかな…(多分忙しいだけ)

 今回明記されて嬉しいのは、ものを拾うルールですね。毎回なあなあで管理しますので、「接敵面にあるものだけ拾えるよ」というルールはわかりやすく助かりますわ

 《二刀流》と《薙ぎ払い》の細かい説明もいいですね。《薙ぎ払い》は一旦発動すれば動いてもいいんじゃねーかと思っていましたが、ちょっとそれは強すぎるのか、無理だという裁定でした。《二刀流》のペナルティ、いわれてみればいつキャンセルされるか不明でしたね…

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