2012年12月24日月曜日

夜の血:渇きを満たせ、その2

2012/12/22 土曜日

木曜に新しい"Pathfinder Player Companion: 夜の血 / Blood of the Night"でお気に入りの吸血種をプレイするいくつかのポイントを提案した。今回はダンピール、それに不屈のヴァンパイア・ハンターを見ていくことにしよう。

だからあなたはダンピールをプレイしている…

混血のヴァンパイア、ダンピールはBestiary 2で始めて登場し、後出のAdvance Race Guide(96ページ、6ページを通して新しい特性、アーキタイプ、魔法のアイテムなどを紹介している)でも再評価された。"夜の血"はこれらの選択肢を拡張し、汚らわしい魂をPathfinderキャンペーン/セッティングにもたらした。GMがダンピールを許可してくれるなら、君に合う以下の呪われた魂の1つをプレイするかを決めるとしよう。
Illustrations by Diana Martinez

  1. まずは基本から:表紙の内側から見て、ダンピールが意味するものにざっと目を通そう。ここでこの神秘的な血筋が示す種族的な利益や能力が表されている。ダンピールキャラクターが合うかどうか、ここでチェックしておこう。
  2. 祖先を知る:ダンピールはそれ自身で独立した種族ではない。彼らは混血種だからだ。エルフの文化がハーフエルフに影響を与え、オーク社会がハーフオークを形作るように、ダンピールのキャラクターは他の種族同様に自らの親に形作られて存在している。それを考慮して、ダンピールのキャラクターを使用するプレイヤーは表紙の内側にある内海地域に存在するヴァンパイアの血脈の概要をチェックしなければならない。それらは6~12ページに詳細が記載されている。これは純血のヴァンパイアについての一般的な感情を決めるよい機会となるだろう。ダンピールは素晴らしいヴァンパイア・ハンターになる能力を持つのだから。
  3. 自らを知る:ヴァンパイアの生態、この珍しい種族の秘密、そしてダンピールのキャラクターを作るための示唆は18~19ページに記載されている。ダンピールになることを選んだなら、あなたが作ろうとしているキャラクターを形作る手助けとなるよう、これらの意味を噛みしめること。さらに、祖先について1~2つを知っているなら、あなたが今後自らのヴァンパイアの血脈に関わりたいと思うか似関わらず、4つの選択ダンピール種族特性から1つを決定する――キョンシーの血統ルシ / ru-shi、モロイの血統スヴェトチゥ / svetochr、ノスフェラトゥの血統エインシェントボーン / ancient-born、ヴェータラの血統アジバチャナ / ajibachana。
  4. キャラクターを作る:これであなたはダンピールがどういったもので、自らのヴァンパイアの血筋がどのような影響を及ぼしたのかを理解したわけだから、キャラクターを作る時間だ。新しい特技(28~29ページ)とダンピールの種族特性(19~21ページ)と言った形で、本書にいくつかのキャラクター・オプションを見つけられるだろう。ヴァンパイア種の敵となることを選んだなら、26~27ページにヴァンパイア・ハンターのいくつもの役割が存在するし、呪文や魔法のアイテムが30~31ページに書かれている。これらがキャラクターの筋道を描く助けとなるだろう。
  5. キャンペーンの詳細を加える:非常に珍しいとはいえ、ダンピールは内海地域の大君の場所で見られる。どこにあなたのダンピールと自身の血脈のヴァンパイアがいるのが妥当なのか、本書の24~25ページに記載がある。さらに、ヴァンパイアを狩るために探しているのなら、内海地域の場所についての概要が裏表紙の内側に記載されている場所の概要をチェックしよう。ヴァンパイア・ハンターには必要なものだ。
  6. 選択ルールを考える:"夜の血"にある多くの選択肢はヴァンパイアを主題としたものだが、ダンピールは生と死の世界の境界線をまたがる存在だ。自らの吸血衝動にとりわけ興味を持つダンピールのキャラクターは、22ページの渇きルールを運用するようGMに働きかけてもいいだろう。特定のヴァンパイアの血脈に強く結びつきを持つキャラクターは、それらがうまく機能するようにヴァンパイアを示唆する特性を見つけてもよい。そしてGMがそれらに制限をかけるかどうか、確認すべきだ。ダンピールは非常に珍しい固体であり、この種族の基準はほとんどない。それ故にあなたの最闇の夢であるハーフヴァンパイアの英雄やアンチヒーローを作るため、GMと共に進めていくといいだろう。
Illustration by
Jorge Fares
 そう、吸血種をプレイするのではない…

ヴァンパイア・ハンターは恐ろしい、不死の敵と直面する。しかし幸いなことに、"夜の血"は、彼らが試練で夜のクリーチャーを打ち倒す手助けとなる。ゴラリオンにいる様々なヴァンパイアの種族の秘密やよく知られた詳細名情報が多く書かれ、ヴァンパイア狩りの章(26ページ)では多様なヴァンパイア・ハンターを作るための4つの異なる手法が記載されている。呪文を投げる秘術の殺し屋;アンデッドを殺すバードやモンクにローグ;信仰に焦点を当てたハンター;そして古典的な武勇の殺し屋。これらはPathfinder RPGにあるヴァンパイア狩りにあつらえた選択肢を直接プレイヤーに示す。アンデッドに対して特にうまく機能するとは思えないような選択肢もいくつか含まれている。闇の従者の縁を手にするため、"夜の血"はヴァンパイア・ハンター向けの新しい特技(28ページ)、新呪文(30ページ)、新しい魔法のアイテム(31ページ)、そしてもちろん、ヴァンパイア・ハンターが交易に精を出す内海地域の国の殺害対象リストを準備している。もはやヴァンパイア・ハンターをプレイするのに"腐肉の冠 / Carrion Crown"アドベンチャー・パスをプレイする必要はない――"夜の血"はキャンペーンのどこであれゴラリオンの恐るべき狩り手を狩る手助けとなり、キャラクター/コンセプトを提供してくれるだろう。

F. Wesley Schneider
 Editor-in-Chief
Blood of the Night: Sate Your Hunger, Part 2
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 引き続きBlood of the Nightからダンピール特集。
 
ダンピールと聞くとドラキュラ伝説を思い出します
 変身能力持っててへんちくりんなキャラだな―と思ってた若かりし頃
 あれがプレイできるとは、いい時代になったもんです

キョンシーのことかプレイできるんか…映画の影響ですごい複雑だわ…

しかしヴァンパイア・ハンターのイラスト、格好いいな!

恥ずかしい設定のキャラクターもばんばんできるBlood of the Night、興味があったら購入して下さいまし―

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