2013年11月23日土曜日

新しいルール、新しいアイデア、新しい物語

2013/11/18 月曜日



Illustration by Diana Martinez
お伝えしてなかったけれど、Paizo Publishingは最新のAdvanced Class Guideのルールを、明日11/19にリリースする。こいつは新しい10個の20レベルまである基本クラスで、既存のクラスを組み合わせ、それぞれの独自の能力と親しみやすい構造を捻った進歩的な選択肢を創りだしたものだ。君が10個全てに目を通した時までに、君は紙に記されている複数のキャラクター・コンセプトを思い抱くだろうと確信している。
 これらのクラスはドキュメントがリリースされるとすぐにPathfinder Society Organized Playでも使用できるようになる。君はキャラクターにプレイテストの文面を印刷したものかPDFを持っている必要があり、デザイン・チームやキャンペーン・スタッフがプレイテストを更新したり2014年8月にリリースされる最終版ができたら変更しなければならない。The Additional Resourcesの一覧にはこれらのクラスを使用したキャラクターを使用する際にキャンペーンで許可されることや参照すべきことを特記事項として記す予定だ。これらのプレイテストのドキュメントに同時に出れでもアクセスできるってことを覚えておいてほしい。だからよきロールプレイング・ゲームのプレイヤーであってほしい。そしてGMと議論ができるように、これらのルールを使って早くゲームをしてほしい。そしてGMがこれらのクラスがどのように機能するかを理解する助けとなり、君のキャラクターができることを一番詳しくなってほしい。そう、君は1クラスを学ぶだけでいいかもしれないが、GMは一度に6つの新クラスを扱わなければならないかもしれないのだから。

 また、一週間あまりすれば1レベルキャラクターであれば再プレイの制限のない、新しいTier 1-2 Pathfinder Society Scenario 堅信礼 / The Confirmationを手に入れられることも忘れないでほしい(ああ、レベル帯は拡張したよ)。これらの新しいキャラクター・コンセプトをテストするのに適したシナリオだと思う。

 キャラクターのアイデアを大量に与えてくれるから、新しいキャラクターの選択肢を見るときはいつだってワクワクしている。特技やクラス能力、呪文間の、強力なキャラクターを作り出す相乗効果の素晴らしいアイデアを得られることもあるけど、作ってプレイしてみると、多くの目指すシナリオや高貴な英雄、卑劣なアンティヒーローのアイデアが浮かぶ。新しいシステムはほとんど新しい個性や背景、包括的なコンセプトのデザインの助けとなる、ということに時折気づく。実際、私のお気に入りのキャラクターには、私や友達がそのクラスに期待していることの型を破るために作られたものもある。元素の力を引き出すドルイドのような振る舞いをする激怒パワーを選んだバーバリアン、カイデン・カイリーエン / Cayden Caileanの"パラディン"なんだけど、実のところはパラディン能力を代替する呪文(リムーヴ・フィアーキュア・ライト・ウーンズ、など)を選んだバード、そしてラズミール / Razmirの「クレリック」ほとんど全て(訳注:ラズミールは新興宗教の教祖であり神格とされるが、実際に信仰魔法を提供することはない)。

 「クレリック」のジョカス / Jokhasをプレイするとき、私は2枚のキャラクター・シートを持つ。キャラクターの実際のデータを記載したもの(これはゲーム前にGMに見せる)と、私のクラス能力と呪文の多くの名前を変えた、再構成したものだ。ラズミールのプリースト、ジョカスが――ブラック・テンタクルズのような――クレリックでは明らかに実現できない呪文を発動する際、私はGMに意味ありげなウィンクをする前に奇妙な仕草をして、キャラクターにはラズミールはすべての魔法を提供し、思いやりのない神格による恣意的な制限を超越しているのだと説明する。要は、ジョカス(銀の十字軍 / Silver Crusade派閥の一員)はラズミールは善意はあるが厳格な栄光と愛、繁栄の神であり、その正義を霊障する定命のものに気づかせるため、遺憾ながら批判者を打ち払わねばならないと妄信的に信じているということだ。ジョカスは治癒の守護者を持つウィッチで、呪術を「奇跡」と読み替えているんだと、興味のあるプレイヤーにはいつもゲームの終わりに種明かしする。もちろん、〈呪文学〉を持つものならジョカスの読み替えた呪文を識別することはできるし、他の関係のある判定をすれば彼が本当にやyっている事を知ることができる。Pathfinder Society Organized Playのために、私はバーニング・ハンズがどのように機能して効果を現すかを変えないことは重要なことだ。しかしメルカト / Melcatを滅ぼした火だと、私が1人のプレイヤーとして呼ぶことを止めることはない(訳注:メルカトはラズミールが建国の際に強大な火の魔法で滅ぼした街)。

 しかしこのようなキャラクターをプレイする最も面白いことは、仲間のプレイヤーに異なる精神構造を想起させることだ。このキャラクターは使い魔のルール構造を持つ8レベルのウィッチではない。彼は奇妙で得体の知れない呪文の使い手であり、彼のやり方や振る舞いに対する他の人の注意とキャラクター・シートに書かれた数字にはないものを描く。彼がラズミールの叔父と呼ぶとき、その結果そのプレイヤーと同じようにプレイヤー・キャラクターを奇跡的なもののように見られる。ある意味では、舞台と物語への没入にさらに一歩踏み出すわけだ。

 だから新しい10のクラスを調査する時、システムを考慮する際に自分に制限をかけてはいけない――でもプレイテストの家庭でバランス、フレーバー、他の重要な要素についてフィードバックを提供して欲しい。それらの選択肢は君に、何年もの間君の地域で語り継がれる、本当に個性的なキャラクターの作成を思い至らせるだろう。

 もうそんなキャラ持ってるかな?

John Compton
Developer
New Rules, New Ideas, New Stories
元記事:
http://paizo.com/paizo/blog/v5748dyo5lfja?New-Rules-New-Ideas-New-Stories
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 お久しぶりです…(こっそり)
 めっきり忙しくて更新遅れました、恥ずかしい限りです
 # こんな時に限っていっぱい記事を書くんだからPaizoさんってば
 えーというわけでAdvanced Class GuideのプレイテストキャラがPathfinder Societyで使えるらしいですね。剛毅だわ
 バードでパラディンやるのはさすがに無謀だと思うけど、ジョカスは面白いですね。こういうコンセプトを考えつくのはさすが
 他の記事も翻訳できる時間があればやっていきますが、ざくっと諦めるかもですご容赦を(既になんどもちょくちょく諦めてるけど…)

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