あ、あの掲示板、イタリック体使えたのか。。。
こういう細かいところは結構重要ですよねぇ
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元記事:http://paizo.com/paizo/blog/v5748dyo5ld00?Analyzing-a-Magic-Item-Stat-Block
Analyzing a Magic Item Stat Block
2012/01/10 火曜日
Illustration by Damien Mammoliti |
アイテム名:この項は説明する必要もない。Pathfinder RPG Core Rulebookでは、頭に付けられた魔法のアイテム名が全て大文字で記載されているが、これはテキストスタイルに過ぎない――全部大文字で書く必要はないんだ!
オーラ:この項はGMがプレイヤーに、このアイテムが使用する魔法の系統をすぐ説明できるようにするために存在している。これはアイテム識別に〈呪文学〉判定に失敗し、このアイテムが何を引き起こすか考える必要が生じた際にのみ、注目に値する情報となる。オーラは常に"微弱"、"中程度"、"強力"と記載され、それに適切な系統(1つないし2つ以上)が併記される。関連があれば副系統も追記される。
CL(訳注:=Caster Level、術者レベル):術者レベル項は、このアイテムが動作する際の術者レベルを示す。このおかげで、アイテムの説明に術者レベルを特記する必要がないことになる――ファイアーボールを作り出すオーブを見つけた場合、「ファイアーボール(10d6)」と記載する必要はない。その他特記ないなら、この術者レベルがこのアイテムの能力全てに適用される。術者レベルは序数の形で記載される。"CL 1"ではなく"CL 1st"、"CL 2"ではなく"CL 2nd"、といったふうに。
装備部位:装備部位項はこの魔法のアイテムが使用する「装備部位」がどこか(Core Rulebook 459)を示す。手に持つ必要がある(ロッド・オヴ・ワンダーなど)や何も装備部位を使用しない(アイウーン・ストーンなど)は装備部位項に「なし」と記載する。(Paizoでは装備部位のないアイテムにはダッシュを記載することにしていたが、今はその方法は用いない。)
市価:ここにはアイテムの市場価格――NPCから購入する際にいくら支払う必要があるか――が記載される。ここには決して分数や小数が記載されることはない。"12 gp, 5 sp"は正しいが、"12.5 gp"や"12 1/2 gp"は正しくない。アイテム価格が999 gpを超えると、1000単位でコンマが付記される("20000 gp"や"20.000 gp"ではなく"20,000 gp")。もしアイテムの価格が200,000 gpを超えるようなら、それは一般的な魔法のアイテムではなくおそらくはアーティファクトであろう。アイテムが異なるコストを持つ様々な種類があるなら(フィギュリーン・オヴ・ワンダラス・パワーなど)、それぞれがコンマで分割されてここに記載される。
重量:ここにはアイテムがどれだけの重量なのかが、ポンド単位で記載される(1ポンド以下であれば"lb."、2ポンド以上であれば"lbs."と略記される)。このゲームの一般的なアイテムは一貫性を保ちながら、固有の重量を持つ。例えばボートは1ポンドである。そのためプレイヤーは、異なるボートの重量を記憶する必要がない。宝石、ヘッドバンド、指輪のような軽いアイテムは通常、その重量は"-"となっている。これはその重量が重要ではないという意味である(が、GMはそれらのアイテムの収納箱に重量があるものとしても良い)。判断がつかないときは、Core Rulebookから似通ったアイテムを探して重量として使用すればよい。
解説(見出し):これは我々が「ブレーカー」と呼ぶテキスト形式である――このテキストの前後にある全ての文字や行は単なる応用形式である。タイトル同様この行には文字も下線も加えてはならない。
解説(本文):魔法のアイテムの解説文は(1)その外見、(2)そのアイテムでできること、(3)このアイテムの使用回数を記載しなければならない。
通常、魔法のアイテムの使用は1回の標準アクションである。戦闘ラウンドにおける「アクション経済」に干渉することになるため、アイテムにこれより短い起動時間を与えるべきではない――より素早く起動するアイテムをつくろうとするプレイヤーは1ラウンドに1つ以上の魔法的行為を行おうとしているのだから。
アイテムを使用することが機会攻撃を誘発するかどうかは、そのアイテムの起動方式に依存する(Core Rulebook 458)。これは合言葉型のアイテムであれば、「1回の標準アクションで起動でき、機会攻撃を誘発しない」と説明する必要はないということだ――これは全ての合言葉型のアイテムに言えることである。実際には、アイテムを起動する方法を記載していないならば、そのアイテムは合言葉型のアイテムである。
セーヴィング・スローを要求する効果を持つ魔法のアイテムは、そのアイテムの解説にセーヴについて記載されていなければならない。呪文を複製するなら、既定のセーヴDCはその呪文を発動するための最低値となる。すなわち、10+1.5×呪文レベルである。
特定の呪文を引用するのであれば、ファイアーボールやパール・オヴ・パワーといった形でイタリック体を使用すること。特技や技能の名前を引用するならば、Power Attack /《強打》やWeapon Focus (longsword) / 《武器熟練:ロングソード》、Perception / 〈知覚〉、Knowledge (local) / 〈知識:地域〉のように大文字で始めること。このゲームで常に大文字で始める必要がある単語は、これらを除いてはほとんどない――クラス名(cleric / クレリック)、種族名(dwarf / ドワーフ)、戦技(grapple / つかみ、trip / 足払い)、その他の特殊ルール(breath weapon / ブレス攻撃、drowning / 溺れ、trample / 蹂躙、poison / 毒)などは大文字で始めない。
作成要項(見出し):解説の見出しと同様、ここにも他の文字は一切なく、下線を加えることもしない。
必要条件:この項はアイテム作成特技を使用してこのアイテムを作成する際に、キャラクターに必要となるもの全てが記載される。はじめにアイテム作成特技(大文字で始める)、続いて呪文名(イタリック体)、続いて必要となる技能(大文字で始める)のランクやエネルギー放出などの能力といった、他の必要条件、と言った順番である。
コスト:ここはアイテムの売却コストである――PCがNPCにこのアイテムを売却したときにどれだけの収入があるか、である。これは常にアイテムの市価の半分である(ただし魔法の武器、魔法の鎧、高価な物質構成要素や焦点具は例外である。これらは別々に余分なコストが織り込まれる)。もしアイテムのコストが市価の半分でないなら、それは問題があることになる。市価の全てのルールがコストにも適用される(小数も分数も禁止、コンマで分割する)。
やれやれ! 細かいことばかりだったが、これがプロっぽいアイテムとアマチュアっぽいアイテムの違いを生むんだよ。それに合理的なアイテムとべらぼうな強さのアイテムの違いもね。
Sean K Reynolds
Designer and RPG Superstar Judge
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