2012年1月25日水曜日

デザイン・ブログ:フラッシュバック

元記事:http://paizo.com/paizo/blog/v5748dyo5ld19?Design-Blog-Flashbacks
Design Blog: Flashbacks
2012/01/24
Illustrations by Emrah Elmasli
今週Game Mastery Plot Twist Cards: Flashbacks(プロットねじくれカード:フラッシュバック)がリリースされる。これはオリジナルのPlot Twist Cardsデッキの続編である。Plot Twist Cardsを使うことで、ゲーム中に起こったり現在起こっていたり招来起こるかもしれないものについて、正確なルールを身につけなければならないという考えを取りさらうことができる。君はなぜパラディンが通りの盗人として一日を費やすことが決してないのか、どのようにして"奈落の血脈"のソーサラーがナーガのような能力を発現させるのかといったことを説明する必要はない。魔法が実際にある世界では、遺伝学は魔法の下に位置し、呪文は記憶を作ったり書き換えることができる。かつて知られていなかった背景を暴くことなど簡単なことだ。

 デザイナーのRob Heinsooと私は登場人物の展開を後述するように表現するので、「昼メロ暴き」と読んでいる。「私のおじいちゃんが強力なソーサラーな訳ない――実はデーモンなのよ!」 記憶喪失、復讐のための極秘計画、邪悪な双子、複製体、悪魔の所有物たる人物、ドリーム・シーケンス(訳注:dream sequence、夢の中で伏線を引いたり、緊張感を高める手法)、精神操作、知らなかった兄弟、霊視、とにかく死から蘇ったキャラクターがPathfinderキャンペーンでそれらしくなる要素となるもの全て。James Jacobはサンドポイントにおけるキャンペーンで、影界にいるWes Schineiderのキャラクターのクローンに、デロ(訳注:混沌にして悪の人型生物)の研究所を使用した。Monte Cookはすでに冒険したことのある巣を再度冒険するために、自分のPraemalキャンペーン(訳注:AD&D 2ndのキャンペーン)のPCに記憶を消す魔女を使用した。Chris PerkinsはMonteのオリジナルPtolusキャンペーン(訳注:PtolusはMonte Cookが作成したD&D 3e用キャンペーン・セッティングで、2007 ENnie award for Product of the Yearを勝ち取った)で双子のエルフの兄弟を切り替えてプレイした。私は「邪悪な兄弟」Rob McCrearyとJamesのデーモンの所有物であるバードにより引き起こされた"ジルナケイニンからの脱出 / Exiles of Zirnakaynin"キャンペーンにおいて、メインルートからずれた事件を補完するために、ミ=ゴによって編みあげられたドリーム・シーケンスを使用した。

 このように物語の道具を使用することで、それらに特別なルールがなかったとしても(ドリーム・シーケンスに抵抗するセーヴィング・スローのDCはいくらだろう? 仲間が実際はその邪悪な双子であると気づくための〈知覚〉DCは?)、GMがキャンペーンにおいて面白い連作シナリオを作る助けとなるだろう。同じように、プレイヤーはこれらの道具を使用することで通常のものでない能力、特技、呪文、新しい技能5ランクを突然獲得するようなことを説明することができるだろう。ゲーマーはルールの教会の外に出るのをためらうので、Plot Twist CardはプレイヤーとGMに制約の中で納得できるくだらない物語を作る方法を提供してくれる。

(ちなみに:シャーデンフロイデ(訳注:他人の不幸を喜ぶ気持ち)のカードに描かれたイラストの女性はPaizo Art DirectorのSarah Robinsonがモデルなんだ。私はこのイラストが現実の出来事に基づいていることを認めることも否定することもしないけど。)

 フラッシュバック、記憶喪失、双子/ドッペルゲンガー、その他の「昼メロ暴き」を君のキャンペーンでどう使うだろう? これらを使う例をもっと教えてくれないだろうか? あるいはそのようにする枠組みをルールとして形にしてくれないかな?

Sean K Reynolds
 Paizo Designer

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馬鹿なカードキタコレ!
カードを引いて、その設定に従って変なイベント起こしたり!
キャラが死んだ時に同じデータのキャラがやってくる理由を探したり!
やっべこのアイテムやっべ!

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