2013年4月28日日曜日

Ultimate Campaign: 子供だったころ…

2013/04/25 木曜日

 およそ1月で、Ultimate Campaignはお店や君の郵便受けに届くだろう。本書はプレイヤーとゲーム・マスターの双方に有益な、数多くの新しい情報とわくわくする新ルールをゲームの中に加えてくれる。今回から発売まで毎週、お店で君が見ることになる本書の一部を紹介していこう!
 Ultimate Campaingは充実した4つの章に分かれており、それぞれがゲームにおける異なる分野に焦点を当てている。第一章はキャラクターとその背景に向けたもので、現在進行中のキャンペーン以前にキャラクターに起こったことを決めるシステムを提供する。50以上の表からなるこのシステムは、望むならダイスを振ってランダムに背景を決めることもできるし、種族やクラスなどキャラクターを決める要素のいくつかを本表に基づいて決めることもできる。その一方で、単にキャラクターに最適となる背景を選ぶこともできる。

 表の結果によって開始時の特徴を選択する。特徴は本章で大きく拡張されている。さらに、背景のいくつかはストーリー特技と呼ばれるわくわくする新しい特技種別として形となるかもしれない。この特別な特技はキャラクターがストーリーにおける特定の前提条件を満たす場合にのみ与えられる。最初は単に利益を与えるだけだが、この特技自身はゲーム内の目的を満たすことで性能が改善されるのだ。この種の特技は一度に1つしか取ることができず、この特技の目標を満たすと、条件を満たした他のストーリー特技を選択することができるようになる。例を1つご覧に入れよう。

《死の理由》(ストーリー)Arisen (Story)
 死線をくぐったことで君は命とのつながりを強めた。しかしその理由を知らねばならないという思いが君に満たされている。

前提:君は殺害の憂き目に遭い、死から舞い戻ってきたことがなければならない。あるいは、「死地に置かれた」「呪われた出生」の背景を持っていなければならない。

利益:あなたは4+【耐久力】値以上の負のヒット・ポイントまで死亡しない。1日に1回標準アクションとして、あなたは一人で意志力を維持し、ヒット・ダイス毎に1一時的ヒット・ポイントを得ることができる。この一時的ヒット・ポイントは10分間持続する。

通常:あなたは負のヒット・ポイントが自身の【耐久力】値以上の値になると死亡する。

目的:あなたは直接神格ないしその先触れに会い、その言葉を聞く。もしあなたが神格のパンテオンを信奉しているなら、パンテオンの一員と直接会いその言葉を聞かなければならない――この場合、先触れでは条件を満たさない。特定の神格を信奉していないなら、あなたはGMの選択する適切な存在の声を聞かなければならない。

目的達成による利益:あなたは[即死]効果および[恐怖]効果に対するセーヴィング・スローに+2のボーナスを得る。加えて、あなたに向けて発動された召喚術(治癒)呪文の術者レベルは、あなた個人に対する効果を決定する目的において1だけ増加する。

 これでUltimate Campaignの最初の紹介記事は終了。アドベンチャーの間に我らが象徴キャラクターをチラ見せさせるために、来週戻ってきてくれ!

Jason Bulmahn
Lead Designer
Ultimate Campaign: When I Was Growing Up...
元記事:
http://paizo.com/paizo/blog/v5748dyo5lep7?Ultimate-Campaign-When-I-Was-Growing-Up
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 ストーリー特技、いいですね
 ただまあキャンペーン特徴と被ってるんじゃないかな? と思わなくもない
 条件を満たすと成長するというところがいいのかな?
 FEARの各種システムにどっぷり使ってるせいか、開始時にキャラクターに設定がついてるのに慣れ親しんでるんですよね
 GMの都合に合わせてPCも強くなるんだから、データ好きな人にも喜ばれると言いますか

1 件のコメント:

  1. ストーリー特技いいですねぇ(^^)
    FEAR系のシステムに慣れている日本人にこそ受けるかもしれませんね。

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