2013年10月29日火曜日

Pathfinder Comic #10ご紹介

2013/10/22 火曜日

 Pathfinderの冒険者は鴉の監視塔と呼ばれる廃棄された辺境の牢獄を則った蛮族を追い払うために雇われた。買いたたかれた以上に稼がなきゃ! 大好評Pathfinder Comicsシリーズの最新刊、Pathfinder #10は水曜にお店に並ぶ。お待ちかねの我らが英雄の冒険を、ちょっとだけのぞき見しよう!

Pathfinder Chroniclesより:ヴァリシア / Varisiaの岩だらけの地形には比較的初期の頃の廃墟が点在している。それら初期に廃棄された建造物には、地下壕や巣、罠として再利用されているものも多い。
賢いパスファインダーであれば、入念に鍛えた警戒心で発見への熱狂を抑えなければならない。

現在

なんでこんなことに!

3時間前
セオニ「誰か新しい人を加えましょう。サンドポイントの町議会と話をした後、私達は――ええと、どういえばいいのかしら?」
ヴァレロス「俺達はあいつらを守ってやったし、あいつらは俺達を見捨てようとしている。忌々しい政治家どもめ…」
エズレン「納得できる話じゃが、我々がブラック・ドラゴンを起こらせ、そいつが今や逃げ出しておるかもしれんと彼らは思い込んでおる」
※前号でドラゴンと戦ったところを見たはずだ。
カイラ「全く不幸な話だわ。あれが死んでいるか、どうやって確かめたらいいかしら?」
ハルスク「あの岩山みたいな死体を持ち帰るなんて不可能だ」
セオニ「議会は私達に怒り心頭。町の人々は同じように怯えているわ。言いたいのは、残るか立ち去るか? よ」

メリシエル「まじ? 尻尾巻いて逃げるってわけ?」
ヴァレロス「俺達ゃ腑抜けじゃねえ、メリ。お前を殺しちまいそうだ」
メリシエル「傷つくわ。でも準備もしてないしね。あいつが死んで何も起こらないまま何週間も過ぎればみんな大人しくなると思うけど、そうじゃなかったら次はあいつを確実に殺さないと」
セオニ「いい考えね。でもしばらくの間の宿代を払う必要があるわ。ゴブリンから奪った財宝は使っちゃったし、サンドポイントは錆びたドラゴン亭の滞在費をこれ以上払ってはくれないでしょうし。新しい収入の手立てが必要…」
使者「すみません。議員のランスト様からメッセージが届いております。あの方の家で、ご都合のよいなるべく早い時期に、仕事と融資の打ち合わせのため会いたいと仰られております」
メリシエル「ああ、これって私の友達だわ! “運命”ってやつ!」

そのあとすぐ
ランスト「こんなにも早く来てくれるとは。本当にありがとう。君たちの時間は貴重なことは分かっているし、この数週間のうちに随分大きな事をこなしてきたようだね」
セオニ「お招きいただきありがとうございます、議員」
ランスト「まず、議会での私の激昂をわびさせて欲しい。ブラック・ドラゴンにもたらされる危機のせいで、私達は皆、ただ恐れるだけなのだ」
エズレン「我々も同じものを求めていました。我々はサンドポイントを安全な地にしたいのです」
ランスト「その通り。そして安全こそ私が話したいことなのだ。君達はヤング・ドラゴンに遭遇する前に山賊の一団とやり合ったそうじゃないか?(※Pathfindner #7)」
メリシエル「“やり合った”わけじゃないわ。尻を蹴っ飛ばしただけよ!」
ヴァレロス「走って逃げちまったな!」
ランスト「ははぁ、なるほど。私が彼らが隠れている場所を知っているということを聞けて幸運だね。彼らを捕らえてこの町に連れ戻してくれないか?」

ハルスク「奴らの隠れ家を知っているのか? なんでまた?」
ランスト「私の支持者に腕のいい罠師がいてね。彼が近くの丘を巡回していた時に、偶然山賊の一人とすれ違ったそうなんだ。千鳥足だったようだが。彼がそいつを尾行したところ、ツランダロク川にある廃墟についたそうだ。鴉の監視塔と呼ばれる、廃棄された軍用の牢獄の西にある。あいつらはあそこを占拠している。今まで想定していたよりもずっと近くだ」
セオニ「彼らの居場所が分かったのは何よりです…でもなぜこの情報をデヴェリン市長へお伝えしないのですか? 軍隊が引き受ける内容では?」
ランスト「もちろんだ。でも我らがゴブリン殺しの英雄を人々の目に再認識させる方がいいと思ったのだよ」
セオニ「助かります。このご恩返しは必ず」

 paizo.comでPathfinder Comicsを予約購読すれば定価から20%割引。既刊や特別号は15%引き、さらにpaizo.com掲示板では予約購読者専用のタグも手に入るし、各号でpaizo.com限定の表紙もどうぞ。
Jenny Bendel
Marketing Director
Pathfinder Comic #10 Preview
元記事:
http://paizo.com/paizo/blog/v5748dyo5lffa?Pathfinder-Comic-10-Preview
----
 村の好意に甘えているプレイヤーをあざ笑うGMの姿が目に浮かぶシナリオ展開

 セオニの【魅力】の高さ(〈交渉〉担当)と、他の人たちのそれなりな反応が面白い
 # いや、メリシエル【魅力】14あるらしいけどね…

0 件のコメント:

コメントを投稿