はみ出し者が好きだ

Bestiary 3、なんか変な方向性で結構ツボですわ^^;
しかしわからんモンスターだらけなもんで（D&Dに入ったの3版からです）、
不安なような気楽に見れるような。。。訳語見つからんよ^^;;;

----
Misfit Love
2011/11/29 火曜日
元記事：http://paizo.com/paizo/blog/v5748dyo5lcus?Misfit-LoveKamadan-CR-4

　いや、何も言わなくてもいい。Paizoで働く人は皆、古典もモンスターも愛してやまない。ただ我々には若いころの経験を元に現れたり、どんなに奇妙で頭の悪いものだったのかと残念に思うような、風変わりなモンスターを思い返す傾向がある。我々は以前とは異なる機転を利かせた。この奇妙で象徴的な生物を大いに楽しもうではないか。私達が得た様々な機会により、なぜほとんどのモンスターがファンタジー世界に存在するのだろうか、という理由を探している。

　もし君が我々の"風変わりなモンスターの復刻版 / Misfit Monsters Redeemed"を気に入ってくれるのなら、Bestiary 3に掲載されているモンスターの数を気に入ってくれると思う。奇妙に冷静な"フレイル・スネイル（訳注：Fiend Folio掲載） / flail snail"から、わけがわからないものが好きならば気に入るであろう"フランフ（訳注：Fiend Folio掲載の秩序にして善の異形、Wikipedia.orgの記事を参照：http://en.wikipedia.org/wiki/Flumph） / the flumphs"まで。羊の皮を被ったおぞましい狼よ、この本は奇妙な古き友人でいっぱいだ！　だがもちろん、それ以外にもたくさんのものが掲載されているぞ！

　風変わりなモンスターの復刻版だけが、Bestiary 3に掲載された風変わりなモンスターのインスピレーションを与える源泉となったのではない。多くのBonus Bestiaryで見られたかつての人気者――アックス・ビークから不浄なヒューキューヴァであるカリアティード・コラムまで――が、本書Bestiary 3に収められている。

　最近のPaizo製品は全部購入済みだし、Bestiary 3に掲載されるクラシック・モンスターの多くをすでに見たことがあるような人は、これを聞いて少々不安になったかもしれない。しかし心配無用。これらのモンスターのほとんどにはアップデートがかけられ、新しい情報、合理的なパラメータとなってはいるが、かつての人気者たちはかつてPaizo製品に掲載された時と同じだ。ペナンガレン / penanggalen、ヴォジャノーイ / vodyanoi、そして私のお気に入りの一体、カマダン / kamadan（あとで紹介する）には見所として、2つのヴァリアント、ダスク・カマダン（薄暗きカマダン）とポーラー・カマダン（極地のカマダン）を準備した。

カマダン / Kamadan 脅威度4
経験点1,200
中立にして悪、大型の魔獣
イニシアチブ＋2；感覚 暗視60フィート；夜目、鋭敏嗅覚；〈知覚〉＋8

防御

AC 17、接触12、立ちすくみ14（＋2【敏】、＋1回避、＋5外皮、－1サイズ）
hp 42（5d10＋15）
頑健＋7、反応＋6、意志＋2

攻撃

移動速度 40フィート　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　Illustration by Eric Belisle
近接　噛みつき＋7（1d6＋3）、爪（×2）＋7（1d3＋3）、蛇＋2（1d4＋1）
接敵面 10フィート；間合い 5フィート（蛇は10フィート）
特殊攻撃　ブレス攻撃（30フィート円錐形、睡眠、頑健セーヴ DC15で無効化、1d4ラウンドごとに使用可能）、飛びかかり

一般データ

【筋】 17、 【敏】 15、 【耐】 16、 【知】 5、 【判】 12、 【魅】 9
基本攻撃 ＋5；CMB＋9；CMD 22（足払いには26）
特技　《回避》、《強行突破》、《迎え撃ち》
技能　〈軽業〉＋6（跳躍時＋10）、〈知覚〉＋8、〈隠密〉＋6；　種族修正＋4〈隠密〉
言語　アクロ語

生態

環境 温暖な平原
編成　単体、2体、群れ（3～9）
宝物　標準

特殊能力　ブレス攻撃（超常）　カマダンは生きているクリーチャーを5分の間眠らせるガスを、円錐形に吐くことができる（頑健DC15に成功すれば無効）。この攻撃で眠りに落ちたクリーチャーは叩かれたり傷つけられたりすれば目が覚めるが、通常の騒音では目覚めることはない。これは（睡眠）効果である。セーヴDCは【耐久力】を基準にしている。
　蛇（変速）　カマダンの蛇は一斉に攻撃を行う；この攻撃は常に二次攻撃として扱う。

　ダスク・カマダン（脅威度＋1）：ダスク・カマダンは闇のように黒い毛皮と蛇を持ち、その姿は黒と赤の輪が連なった模様で覆われている。ダスク・カマダンはアドヴァンスド・クリーチャー・テンプレートを持ち、蛇は毒のある噛み付き攻撃を行う。蛇・致傷型；セーヴ頑健 DC 17；頻度1回/ラウンド（6ラウンド間）；効果1d2【耐】；治療 2回の連続したセーヴ成功。

　ポーラー・カマダン（脅威度＋2）：ポーラー・カマダンはスノー・レオパルドのように黒い斑点の混じった白い毛で覆われている。またその蛇も毛で覆われている。ポーラー・カマダンはアドヴァンスド・クリーチャー・テンプレートを持ち、コウモリのような翼により飛行移動速度60フィート（平均的）を持つ。ポーラー・カマダンのブレス攻撃は特に冷たい――これに巻き込まれたものはしびれにより1d4ポイントの【敏捷力】ダメージをうける。

　そう、紹介も今週まで。Bestiary 3で数々のモンスターの姿が明らかになる、来週をお楽しみに！

Stephen Radney-MacFarland
 Designer