2012年5月19日土曜日

Pathfinder Battles Preview:大罪と救済の

2012/05/18 金曜日

 Rise of the Runelordsアドベンチャー・パスにおける本当にすばらしい第五巻、「救済の大罪 / Sins of the Saviors」(Stephen S. Greer著)という本がある。ゴブリン、グール、オーガ、巨人などを大枠のテーマとした本書による冒険の跡で、この第五巻はキャンペーンの背景の中へとアクセルを踏み込み、プレイヤー・キャラクターはルーンフォージ / Runeforge(ルーンの鍛治場)として知られる広大なダンジョンへの探索に誘っていく。このダンジョンは、古代のルーンロードの時代のレリックである。

 実のところ、ルーンフォージへの冒険の中で、PCは時代を隔てた生存者と会う機会もある。これによりこの冒険はキャンペーン中で重要な支点となり、最終巻となる第六巻へ向けてゲームの終焉に物事を効果的に引き込んでいく。

 特にPCはすでに12レベルなので、実際の感覚においてこれが意味することは、強いパンチ力のある相当すごい悪人とついに直面することに他ならない。今週の記事では、これら悪人どもから2タイを紹介しようと思う。彼らはこの冒険の巨悪となる資格は持たない(それらは来週明かされるだろう)が、こいつらも重要な遭遇で大切な役割を担い、プレイヤーは彼らの到来を長い間記憶にとどめておくことは間違いない。

  偶然にも、二体ともすばらしいプレイヤー・キャラクター用ミニチュアとしても使えるぞ!


 最初にご覧に入れるのは"憤怒の戦士(ウォリアー・オヴ・ラス)/ Warrior of Wrath"。血を流し続けた何百年と、ホール・オヴ・ラス(憤怒の穴)/ Holl of Wrathでの訓練を熱心にこなしたことで、ルーンフォージにある7つの大罪に基づく小ダンジョンでもっとも歯ごたえのあるものの一つとなっている。この怒れるエルドリッチ・ナイトはこのダンジョンの長い直線の最終点であり、プレイヤー・キャラクターその怒りと攻撃を爆発させる対象として彼らを紹介するのは本当にすばらしいことだ! この遭遇にはウォリアー・オヴ・ラスが少なくとも6体必要になるので、このフィギュアはコモンのレアリティに配置した。

 ルーンフォージにある小ダンジョンに向けられた大罪は憤怒だけではない。シマリング・ヴェイルズ(揺らめくベール) / Shimmering Veilsにおいては、傲慢が支配する大罪である。おそらくザンダーグール、傲慢のルーンロード / Xanderghul, Runelords of Prideの従者である幻術師"Vraxeris / ヴラゼリス"ほど傲慢なものはゴラリオンのどこを探しても見つからないのではないだろうか。ずる賢くクローン技術を体得してはいるが、ヴラゼリスはルーンロードの古代帝国の凋落から何千年もの時をどうにか生き延びてきた。今、彼のシミュラクラムはシマリング・ヴェイルズのホールをさまよい、侵入者を打ち負かし彼らのいないこの風変わりなダンジョンを保持し続けようとしている。ヴラゼリスはアンコモンのレアリティに配置される。

 Rise of the Runelords Pathfinder Battlesセットの終わりに近づいてきている(まだ公開していないとびきりのフィギュアがまだちょっと残ってるけどね!)。だからこのブログも少し速度を落としていくことにして、1週間後でゆっくりと2体のフィギュアを紹介しようと思う。私の頭はすでに次のセットに進んでいる。今日の午後、最終造形の紹介の後で、その半分をPaizo社員が見ることになる。

 実際のRise of the Runelordsの最終製品版フィギュアは我が会社になだれ込み始めている。驚くほど忠実に塗装原版に合わせたフィギュアを紹介できるかと思うとうれしくてたまらない。このブログの小さな写真を見ることと実際のミニチュアを手の中に納めることは簡単に比較できるものではない。私はRise of the Runelords Pathfinder Battlesセットはホビー/ゲームとしてリリースされるもののなかでは今までで最高で、もっとも驚くべき塗装済みプラスチック・ミニチュアのセットとなると断言できる。

 しかしそれも次のセットが出るまでの話だ!

 では次の金曜日に。

Erik Mona
 Publisher
Pathfinder Battles Preview: Of Sins and Saviors
元記事:http://paizo.com/paizo/blog/v5748dyo5ldgg?Pathfinder-Battles-Preview-Of-Sins-and-Saviors
----
人間フィギュアはいいですねぇ。
こいつら人間かどうかわからないですけど。
憤怒とか傲慢とか見てると鋼の錬金術師を思い出しますわ。
名前があるのにみんな「ラース!」とか「プライド!」とか呼び合うんじゃろうか。

0 件のコメント:

コメントを投稿