2013年12月7日土曜日

プレイテストに思うこと:第2週

2013/12/03 火曜日

 The Advanced Class Guide Playtestは前へ向けて進み続けている。デザイン部門は掲示板から素晴らしいフィードバックをいくつか受け取っている。忙しい一週間だった。アーケイニストを修正し、プレイテストの調査を開始し、感謝祭で自分たちのお腹にものを詰め込まねばならなかった。今週はそれらの詳細を見ていくとともに、最新版に目を向けるとしよう。

 水曜日から遅れて、我々はアーケイニストの更新版をリリースした。このゲームにおける役割にはっきりよりよく沿う形になるよう、柔軟性を与えるためにデザインされた新しいシステムに、血の集中 / blood focusクラス特徴を置き換えた。アーケイニストは秘術貯蔵 / arcane reservoirを得た。アーケイニストは抜け道 / exploit(魔法の力をいじくりまわす特別なクラス要素)を消費してこの能力を使用する。アーケイにストは自らの呪文スロットを消費して秘術貯蔵を回復することができ、魔法のアイテムや敵の呪文からさえこの力を吸い出す術を学ぶことができる。まだ更新版を見ていないなら、ここからフォーラムの投稿にいくこと。このクラスでやることが全部終わったというわけではないが、正しい方向への一歩を歩みだしたといえる。

 先週に起きた別の大きなニュースはプレイテストの調査の立ち上げだ。それぞれのクラスは自分のアンケート調査があり、興味のある部分、力、多才さを調査している。プレイテストを続けるにあたり君が調査を更新するというのは素晴らしいことだ。それぞれのクラスの変更に応じて、どのような意見や考えが現れるのかを見ることができるのだから。みんなの調査を埋めることはみんなにとって不可欠なことってわけだ。だから後で変えたときに、我々が正しいところを向いているかどうかに気付くことができるってわけ。ここですぐに調査を見ることができる。特記すると、どうかアーケイニストに関する調査の回答をする時には、元々のバージョンではなく掲示板の更新版を基にして欲しい。

 この機会に、この調査からいくつかフィードバックを説明させて欲しい。我々はそれぞれの8クラスに同じ質問をした。そこでいくつか興味深い傾向が見られたんだ。

 最初の質問2つはそれぞれのクラスと元となる2つの親クラスを比較するというものだ。例えば、シャーマンへの質問ではシャーマンとウィッチ及びオラクルを比較する。ほとんどのクラスはその親と比較的近いところに落ち着いたが、外れてしまったものもある。アーケイニストの元のバージョンはその親よりもずっと強力なように見えた。でも更新版は幾分調整されたと思う。他方、スカルドはその親よりも少々弱いように見られたようだ。ここで最高の評価を得たのはシャーマン。親クラスと比較してかなり近いところに位置すると、ほとんどの人が感じたらしい。

 次に、このクラスの主題がシステムと噛み合っているかを質問した。ブラッドレイジャーとスレイヤーはここで一番評価が高く、一方でハンターとウォープリーストはもうちょっと機能する必要がある。

 4番目の質問は、それぞれのクラスの用語が明瞭で使いやすいかどうかだ。スレイヤーはここで最高の評価で、インヴェスティゲイターがそれに続く。面白いことに、この質問は唯一シャーマンが最低点を記録した――精霊 / spiritと彷徨う精霊 / wandering spiritのシステムを実行する事を理解するところだろう。

 次に、みんなに2つの質問をした。1つは強さやバランスの点で、このクラスと他のプレイテスト・クラスと比較すること。もう一つがこのゲームの他のクラス全てと比較することだ。シャーマンとスカルドはこの項目で、まだいくつか手を動かす必要があることが分かっている。その一方でブロウラー、インヴェスティゲイター、シャーマン、スレイヤーはだいたい近いところに落ち着いた。

 7番目の質問はこのクラスに十分選択肢と多様性があるかというものだ。ここでの筆頭クラスはブラッドレイジャー、インヴェスティゲイター、シャーマンだった。他方、スカルドとスワッシュバックラーはその構成にもっと選択肢が必要なのは明らかだ。

 最後に、クラスをプレイして興味をもったことを計測する。はたして、ブラッドレイジャー、インヴェスティゲイター、シャーマン、スワッシュバックラーがこのリストの上位に上がった。ハンター、スカルド、ウォープリーストは後れをとっている。これは重要なフィードバックだ。

 これらすべてが私達何を教えてくれるだろうか? まず、いる必要のある場所に近づいていくクラスがあるということだ。それはまだ終わったわけではなく、多くの研磨や改善が必要だ。しかし大改定をする必要は多分ないだろう。また我々が骨を折っている標準に近づけるために大きな変更が必要なクラスもある。調査の反応だけを構造の決定の基盤としているわけではないが、我々の最新の変更が総意にどれだけ影響を及ぼすかを理解する助けになる。

 そして最後の要点はこちら。大惨事を防ぎながら、来週プレイテストの文書の更新バージョンをリリースしようと思っている。リリースした後、それらに目を通してテスト装甲をさせる機会があればすぐに、調査項目を再記入してもらうようみんなに呼びかける予定だ。お忘れなく、調査とプレイテストフォーラムは12/17(火)までは開いたままだからね。

 もう一度、参加してくれてありがとう! 掲示板で会おう。

Jason Bulmahn
Lead Designer
Playtest Thoughts: Week 2
元記事:
http://paizo.com/paizo/blog/v5748dyo5lfl5?Playtest-Thoughts-Week-2
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 プレイテスト2週目はアンケートについて
 クラスとクラスを足し合わせて、その間に位置する必要は必ずしもない気がするけど、多分スタッフの中にはクラスの属性マップみたいなのが共有されているんでしょうね
 それを見ながらクラスの選択肢を増やしていくと……
 # 既に選択肢十分あるから、こりゃ大変ですわ

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